約 2,551,923 件
https://w.atwiki.jp/borecb/pages/42.html
2009年10月大会 日時:10月31日(土)、21時 場所:ファロ 内容:大型MAX 参加:23商会27チーム+混成軍1チーム CLのデザート的な順位戦、今回は提供出来ず大変申し訳ありませんでした。司会が落ちた原因は停電だったと聞いています。本人は大変気にしているようですが、この件で落ち込むような事が無いか心配です・・。汚名返上というか次回も司会はお願いしたいと思ってます、リーグ戦終了まではしっかり司会していただけましたし、ぜひまたお願いします! そしてCL参加の皆様、奇数リーグ司会さんも夜遅くまでお疲れ様でした、次回11月大会までは少し間隔が短いですが、よろしくお願い致します。 10月大会コメント欄 参加者の声などお願い致します 航海者名 コメント すべてのコメントを見る 混成B→おから差し替えに戻しました、失礼しました。。 -- (モゼ) 2009-11-03 10 22 09 運営の皆様、毎回ご苦労様です^^ -- (ぷちしゅう) 2009-11-02 18 02 47 運営おつかれさまでした、停電じゃどうしようもないですよね>< ところでリーグ割りのところおから差し替え前に戻ってませんか? -- (Statice) 2009-11-02 15 33 15 ああっ!返上ですね・・エンジンかけに行って1時間近く待たしたら部屋の窓ガンガン叩かれてて・・(言い訳)修正します。。し、しかし常に下位のうちはなんて言えば、ゼェゼェとかかな・・ -- (モゼ) 2009-11-02 01 17 02 運営の皆さんいつもお疲れ様です!おかげさまで今回も楽しめました^^ 常に中位でハァハァ言ってるバチコーイですが今後もめげずに頑張ろうと思います!司会の方も今回不具合ありましたがめげずに頑張って下さいハァハァ^^ -- (ドンマール) 2009-11-01 23 17 25 司会やって下さった方々、おかげさまで大変楽しむことができました。ありがとうございました。次回こそは頑張りますのでよろしくお願いします。 P.S.モゼさんへ、汚名は返上するもの、挽回するのは名誉かと思われます。 -- (プリニウス) 2009-11-01 20 42 43 運営おつですヽ(・ω・*)ノ 私なんて雨降ると、必ず回線落ちしますので・・。お気になさらずwこうゆうこともDOLならでは!来月も楽しみにしてますので~! -- (バルログ) 2009-11-01 17 42 37 今回は参加28チームという大きな大会ということもあり、事前準備も含め運営さんホントにお疲れ様でしたっ!是非次回も参加させていただきたく思っておりますので、よろしくお願いいたしますっ! -- (らくだ) 2009-11-01 16 43 28 運営の皆様大変お疲れ様でした。次回は我が所属する別府秘宝舘もボーナス艦隊(?)として必ず参加いたしたいと思います。来月も宜しくお願いいたしますw -- (アラタ) 2009-11-01 15 10 10 運営おつでした^^ ただでさえ多くのチームが出場してる中トラブル発生してもて;; しんどいでしょうけど頑張って下さい!!運営居ないと僕らも楽しめないんでww また出たいのでこれからも宜しくお願いします^^ -- (ファラム) 2009-11-01 12 02 21 総合成績 順位 商会名 短縮名 勝敗数 P 1位 Infinity インA 13勝1敗 10 2位 Infinity インB 13勝1敗 8 3位 USG団 U団B 11勝2敗 6 4位 ビザンツ帝國 帝國A 11勝2敗 5 5位 あやしげな集団 あやA 10勝3敗 4 6位 USG団 U団A 10勝3敗 3 7位 -Sanctus- サンク 10勝3敗 2 8位 COOL クール 9勝4敗 1 9位 バッチコーイ商会 バッチ 9勝4敗 1 10位 ドーナッツ☆PIRATES ドーナ 8勝5敗 1 11位 シオン修道会 シロン 7勝6敗 1 12位 蒼海のベルセルク ベルセ 7勝6敗 1 13位 ゼロからの商会 ゼロか 7勝6敗 1 14位 あやしげな集団 あやB 7勝6敗 1 15位 聖マルコ総合商社団倫敦支店 マルコ 6勝7敗 1 16位 銀の弾丸 銀弾丸 6勝7敗 1 17位 MUGENの輪商会だす MGN 5勝8敗 1 18位 せびりゃーにゃん せにゃ 5勝8敗 1 19位 天使の翼 天使の 5勝8敗 1 20位 青い梅を赤く染める 青い梅 4勝9敗 1 21位 黄金境★エルドラード 黄金境 3勝10敗 1 22位 CL臨時チーム 混成A 4勝9敗 23位 梁山泊 梁山泊 3勝10敗 1 24位 らぶ☆ヴェネ らぶべ 3勝10敗 1 25位 Ocean-Colour-Scene おから 2勝11敗 1 26位 Petit☆Promenade さんぽ 2勝11敗 1 27位 ビザンツ帝國 帝國B 1勝12敗 1 28位 シオン修道会リスボン支部 シリス 2勝11敗 1 偶数リーグ司会がリーグ戦終了直後に停電落ちで戻れなかったため、順位戦は中止で決勝1試合のみが行われました。 また、決勝はインBメンバーに欠員が出たためインAの不戦勝となりました。総合順位は優勝したインAの偶数リーグを奇数リーグの同一順位よりも成績上位扱いとします。 参加チームリーグ割り あいうえおABC順に並べ奇数、偶数リーグに割振る 番号 商会名 所在地 短縮名 1 青い梅を赤く染める セビリア 青い梅 2 あやしげな集団 リスボン あやA 3 あやB 4 黄金境★エルドラード リスボン 黄金境 5 銀の弾丸 ロンドン 銀弾丸 6 シオン修道会 ロンドン シロン 7 シオン修道会リスボン支部 リスボン シリス 8 聖マルコ総合商社団倫敦支店 ロンドン マルコ 9 せびりゃーにゃん セビリア せにゃ 10 ゼロからの商会 リスボン ゼロか 11 蒼海のベルセルク マルセイユ ベルセ 12 天使の翼 リスボン 天使の 13 ドーナッツ☆PIRATES リスボン ドーナ 14 バッチコーイ商会 アムステルダム バッチ 15 ビザンツ帝國 カリカット 帝國A 16 帝國B 17 らぶ☆ヴェネ ヴェネツィア らぶべ 18 梁山泊 リスボン 梁山泊 19 COOL ロンドン クール 20 Infinity ロンドン インA 21 インB 22 MUGENの輪商会だす リスボン MGN 23 Petit☆Promenade マルセイユ さんぽ 24 -Sanctus- セビリア サンク 25 USG団 リスボン U団A 26 U団B 27 CL臨時チーム 混成A 28 Ocean-Colour-Scene ロンドン おから 28番目は混成Bの予定でしたが、おから参戦により差し替えました リーグ戦成績 奇数リーグ勝敗 順位 偶数リーグ勝敗 勝ち 負け チーム チーム 勝ち 負け 13 0 インB 1位 インA 12 1 11 2 帝國A 2位 U団B 11 2 10 3 U団A 3位 あやA 10 3 9 4 クール 4位 サンク 10 3 8 5 ドーナ 5位 バッチ 9 4 7 6 ベルセ 6位 シロン 7 6 7 6 あやB 7位 ゼロか 7 6 6 7 銀弾丸 8位 マルコ 6 7 5 8 せにゃ 9位 MGN 5 8 4 9 青い梅 10位 天使の 5 8 4 9 混成A 11位 黄金境 3 10 3 10 らぶべ 12位 梁山泊 3 10 2 11 さんぽ 13位 おから 2 11 2 11 シリス 14位 帝國B 1 12 勝敗が同じチームは直接対決の勝者が上位です リーグ戦結果 左側が奇数リーグ、右側が偶数リーグ 第1回戦 × 青い梅 VS あやB ○ ○ あやA VS 黄金境 × ○ 銀弾丸 VS 混成A × × シロン VS おから ○ × シリス VS U団A ○ × マルコ VS U団B ○ ○ せにゃ VS さんぽ × × ゼロか VS サンク ○ × ベルセ VS インB ○ × 天使の VS MGN ○ × ドーナ VS クール ○ × バッチ VS インA ○ ○ 帝國A VS らぶべ × × 帝國B VS 梁山泊 ○ 第2回戦 ○ 青い梅 VS 銀弾丸 × ○ あやA VS シロン × ○ シリス VS あやB × ○ マルコ VS 黄金境 × ○ せにゃ VS 混成A × ○ ゼロか VS おから × × ベルセ VS U団A ○ × 天使の VS U団B ○ ○ ドーナ VS さんぽ × × バッチ VS サンク ○ × 帝國A VS インB ○ × 帝國B VS MGN ○ × らぶべ VS クール ○ × 梁山泊 VS インA ○ 第3回戦 ○ 青い梅 VS シリス × ○ あやA VS マルコ × ○ せにゃ VS 銀弾丸 × × ゼロか VS シロン ○ ○ ベルセ VS あやB × ○ 天使の VS 黄金境 × ○ ドーナ VS 混成A × ○ バッチ VS おから × ○ 帝國A VS U団A × × 帝國B VS U団B ○ ○ らぶべ VS さんぽ × × 梁山泊 VS サンク ○ × クール VS インB ○ × インA VS MGN ○ 第4回戦 × 青い梅 VS せにゃ ○ ○ あやA VS ゼロか × ○ ベルセ VS シリス × × 天使の VS マルコ ○ × ドーナ VS 銀弾丸 ○ × バッチ VS シロン ○ ○ 帝國A VS あやB × × 帝國B VS 黄金境 ○ × らぶべ VS 混成A ○ ○ 梁山泊 VS おから × × クール VS U団A ○ ○ インA VS U団B × ○ インB VS さんぽ × × MGN VS サンク ○ 第5回戦 × 青い梅 VS ベルセ ○ ○ あやA VS 天使の × ○ ドーナ VS せにゃ × ○ バッチ VS ゼロか × ○ 帝國A VS シリス × × 帝國B VS マルコ ○ × らぶべ VS 銀弾丸 ○ × 梁山泊 VS シロン ○ × クール VS あやB ○ ○ インA VS 黄金境 × ○ インB VS 混成A × × MGN VS おから ○ × さんぽ VS U団A ○ × サンク VS U団B ○ 第6回戦 × 青い梅 VS ドーナ ○ × あやA VS バッチ ○ ○ 帝國A VS ベルセ × × 帝國B VS 天使の ○ × らぶべ VS せにゃ ○ × 梁山泊 VS ゼロか ○ ○ クール VS シリス × ○ インA VS マルコ × ○ インB VS 銀弾丸 × × MGN VS シロン ○ × さんぽ VS あやB ○ ○ サンク VS 黄金境 × ○ U団A VS 混成A × ○ U団B VS おから × 第7回戦 × 青い梅 VS 帝國A ○ ○ あやA VS 帝國B × × らぶべ VS ドーナ ○ × 梁山泊 VS バッチ ○ ○ クール VS ベルセ × ○ インA VS 天使の × ○ インB VS せにゃ × × MGN VS ゼロか ○ ○ さんぽ VS シリス × ○ サンク VS マルコ × ○ U団A VS 銀弾丸 × ○ U団B VS シロン × ○ 混成A VS あやB × × おから VS 黄金境 ○ 第8回戦 × 青い梅 VS らぶべ ○ ○ あやA VS 梁山泊 × × クール VS 帝國A ○ ○ インA VS 帝國B × ○ インB VS ドーナ × × MGN VS バッチ ○ × さんぽ VS ベルセ ○ ○ サンク VS 天使の × ○ U団A VS せにゃ × × U団B VS ゼロか ○ ○ 混成A VS シリス × × おから VS マルコ ○ ○ あやB VS 銀弾丸 × × 黄金境 VS シロン ○ 第9回戦 × 青い梅 VS クール ○ × あやA VS インA ○ ○ インB VS らぶべ × ○ MGN VS 梁山泊 × × さんぽ VS 帝國A ○ ○ サンク VS 帝國B × ○ U団A VS ドーナ × ○ U団B VS バッチ × × 混成A VS ベルセ ○ × おから VS 天使の ○ ○ あやB VS せにゃ × × 黄金境 VS ゼロか ○ ○ 銀弾丸 VS シリス × ○ シロン VS マルコ × 第10回戦 × 青い梅 VS インB ○ ○ あやA VS MGN × × さんぽ VS クール ○ × サンク VS インA ○ ○ U団A VS らぶべ × ○ U団B VS 梁山泊 × × 混成A VS 帝國A ○ × おから VS 帝國B ○ ○ あやB VS ドーナ × × 黄金境 VS バッチ ○ ○ 銀弾丸 VS ベルセ × × シロン VS 天使の ○ ○ シリス VS せにゃ × × マルコ VS ゼロか ○ 第11回戦 × 青い梅 VS さんぽ ○ ○ あやA VS サンク × × U団A VS インB ○ ○ U団B VS MGN × × 混成A VS クール ○ × おから VS インA ○ ○ あやB VS らぶべ × ○ 黄金境 VS 梁山泊 × × 銀弾丸 VS 帝國A ○ ○ シロン VS 帝國B × × シリス VS ドーナ ○ × マルコ VS バッチ ○ × せにゃ VS ベルセ ○ × ゼロか VS 天使の ○ 第12回戦 ○ 青い梅 VS U団A × × あやA VS U団B ○ ○ 混成A VS さんぽ × × おから VS サンク ○ × あやB VS インB ○ × 黄金境 VS MGN ○ × 銀弾丸 VS クール ○ × シロン VS インA ○ × シリス VS らぶべ ○ ○ マルコ VS 梁山泊 × × せにゃ VS 帝國A ○ ○ ゼロか VS 帝國B × × ベルセ VS ドーナ ○ × 天使の VS バッチ ○ 第13回戦 ○ 青い梅 VS 混成A × ○ あやA VS おから × × あやB VS U団A ○ × 黄金境 VS U団B ○ ○ 銀弾丸 VS さんぽ × × シロン VS サンク ○ × シリス VS インB ○ ○ マルコ VS MGN × × せにゃ VS クール ○ × ゼロか VS インA ○ ○ ベルセ VS らぶべ × × 天使の VS 梁山泊 ○ ○ ドーナ VS 帝國A × ○ バッチ VS 帝國B ×
https://w.atwiki.jp/murago/pages/106.html
方臘征伐戦-A “長江強行戦” ステージ構成・・・マップ右下に定浦村があり、その中に陳将士の屋敷 マップ中央を揚子江が横断、江の真ん中に金山と焦山 揚子江の北岸に潤州城 揚子江の南岸と北岸には乗り込める船が多数配置してある (CPUとNPCも使用) 梁山泊軍(A):★宋江-呉用(揚子江の南岸から) ●燕青-解珍、解宝(揚子江の南岸から) ●魯智深-楊雄、薛永、楊林(揚子江の南岸から) ●李俊-陶宗旺、童威、童猛(イベント3、もしくは6後、潤州城の南門から) ●穆弘-宋万、石勇、杜遷(イベント3、もしくは6後、潤州城の南門から) ●張横-杜興、龔旺、丁得孫(イベント3、もしくは6後、潤州城の西門から) ●張順-焦挺、湯隆、孟康(イベント3、もしくは6後、潤州城の西門から) ●李逵-鮑旭、李袞、項充(イベント3、もしくは6後、潤州城の東門から) 梁山泊軍(B):★宋江-呉用(揚子江の南岸から) ●燕青-解珍、解宝(揚子江の南岸から) ●武松-樊瑞、李忠、周通(揚子江の南岸から) ●李俊-陶宗旺、孔明、孔亮(イベント3、もしくは6後、潤州城の南門から) ●穆弘-宋万、鄒淵、雛潤(イベント3、もしくは6後、潤州城の南門から) ●張横-曹正、龔旺、丁徳孫(イベント3、もしくは6後、潤州城の西門から) ●張順-焦挺、湯隆、侯健(イベント3、もしくは6後、潤州城の西門から) ●柴進-史進、張清、雷横(イベント3、もしくは6後、潤州城の東門から) 補足-方臘軍側プレイ時、もしくはP1のキャラが(A)に含まれる武将の場合は梁山泊軍(A) それ以外は(B)がステージ登場武将となる 方臘軍:★呂師嚢-応明、徐統(潤州城内部から) ●陳観-陳泰、陳益(陳将士の屋敷から) ●沈剛-張近仁、沈沢(潤州城東門内側から) ●潘文得-趙穀、高可立(潤州城西門内側から) ●氾疇-精鋭兵長×3(潤州城南門内側から) ●卓万里-精鋭兵長×3(潤州城南門内側から) ●和撞-精鋭兵長×3(イベント4後、金山から。もしくは6後、潤州城東門内側から) ●沈卞-精鋭兵長×3(イベント4後、焦山から。もしくは6後、潤州城西門内側から) ●弓兵隊長×2(イベント4後、各々 焦山と金山から。もしくは6後、潤州城内部から) イベント・・・OP:予兆-宋江が空を飛んでいる雁が騒ぎ出したのを見て 横を見ると、燕青が雁を弓で射抜いているのを見つける 宋江は「雁は仁義礼智信の五常を兼ね備えた鳥だ 空を一群の雁が互いに呼び交わしながら渡っていくのは ちょうど我々兄弟と同じ事だ。 もし我々が兄弟のうち何人かを失ったらどんな気持ちがするであろう」 と言って涙を流す 1:偽装の策-開幕後。方臘に味方するつもりの陳将士の屋敷を襲い 陳将士の家族を装って、潜入するという策を呉用が立てる 2:陳家逃亡-陳将士の屋敷で戦闘開始後、陳観、陳泰、陳益の部隊が 潤州城に向けて逃亡し始める 3:偽装失敗-陳観、陳泰、陳益のいずれかが揚子江を半ばまで渡ると 方臘軍が異常に気付く。偽装に失敗した梁山泊軍が仕方ないので奇襲を掛ける 梁山泊軍士気低下 4:伏兵-イベント3から一定時間後、金山と焦山に潜んでいた方臘軍の部隊が現れる 梁山泊軍士気大幅低下 5:突然の別れ-イベント4から一定時間後、または6後、一定時間後(4からより長い) 方臘軍の弓兵隊長が生存していると 宋万、焦挺、陶宗旺が流れ矢に当たって戦死したと報告が入る 6:偽装成功-イベント3が起きないように陳観、陳泰、陳益の部隊を撃破すると 偽装した梁山泊軍の部隊が潤州城に奇襲を掛ける 迎撃する為に方臘軍も新たに部隊を配置する 方臘軍士気大幅低下 補足-イベント5を起こさずに、一度でもステージクリアする事が、 SPステージ(奸臣誅滅戦)の出現条件の一つ 勝利条件・・・梁山泊軍:呂師嚢の退却 方臘軍:宋江の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 方臘軍:呂師嚢の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/281.html
作成中です・・・ ページ:1 2 お題 童話 開催期間 03/08/17~03/08/31 参加作品数 14 審査員 6人 本スレ 8の690-9の8 議論スレ 6の876-906 【チャンプ】 おとぎ話:9点 【準チャンプ】 濡れるような夏の(Canopus):7点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 696 大切なものへの嘲笑について - - 697 無題 - - 698 郷愁 - 5 699 無題 - 1 702 浦島太郎 - 1 703-704 おとぎ話 - 9 705 童話 - 3 708-709 大人の私の - 4 710-716 探し物 なみなみお 6 723 影・絵本 - 2 724-726 影磁石と、あと、ねずみ - - 727 童話(はなし)をしよう - 4 728-729 濡れるような夏の Canopus 7 733-735 死の舞踏 - 1 【審査員】 ななほし ◆lYiSp4aok. Canopus ◆DYj1h.j3e. なみなみお ◆o4TtjLxu9A 霧都 ◆SNOW/oy/Uw 快楽童子 ◆plhXCa4.HY 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q 【採点レス】 740 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:03/08/25(月) 01 13 ID Hw/uwvKh 2点 698 :郷愁 :03/08/19 05 15 ID mJDBlAjX 2点 710 :探し物(1/6) :03/08/21 00 44 ID gXwjFA+6 1点 703 :おとぎ話 (1) :03/08/20 18 41 ID yRlI3KYt 1点 702 :浦島太郎 :03/08/20 02 02 ID cF86iSfR 1点 705 :童話 :03/08/20 21 16 ID VM7cc/l5 1点 728 :濡れるような夏の.1 :03/08/23 04 09 ID SM0YKXwE 742 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [age] 投稿日:03/08/29(金) 00 27 ID cy5r4y76 2点 703-704 727 1点 705 708-709 710-716 743 名前:なみなみお ◆o4TtjLxu9A [] 投稿日:03/08/29(金) 02 18 ID f23Qhh64 703-704 「おとぎ話」2点 728-729 「濡れるような夏の」2点 705 「童話」1点 698 「郷愁」1点 745 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:03/08/30(土) 22 34 ID nYV4zNsy <2点> 708-709 「大人の私の」 723 「影・絵本」 728-729 「濡れるような夏の」 <1点> 703-704 「おとぎ話」 698 「郷愁」 →改題「裏表紙から読む童話」 710-716 「探し物」 748 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [] 投稿日:03/08/31(日) 22 39 ID tvoWUIjx 2点 727 「童話(はなし)をしよう」 1点 698 「郷愁」 703-704 「おとぎ話」 728-729 「濡れるような夏の」 733-735 「死の舞踏」 749 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/09/01(月) 00 00 ID 1B/aq87N 2点 703-704「おとぎ話」 710-716 「探し物」 1点 699 無題 708-709「大人の私の」 728-729「濡れるような夏の」 作品 ■▲▼ 大切なものへの嘲笑について 696 名前:大切なものへの嘲笑について [sage] 投稿日:03/08/17(日) 21 15 ID N9+GAdyh 海の童話に聳え立つ空 その国の内部深く、幾多の河を 思いに耽った四肢で越え そこには木製の天使と同じ気高さで きつくつつましく冠を填めた人々がいて 私は重要な客だった いつしか入ることのできなくなったこの壁 そして、そのかわりに 退屈な恋ではなく愛する者の自由が ますます一杯になる位置に立っているが 実は虚構のように宙に浮いており、しかし軽くはなく 盲目に保たれた均衡の中に苦痛が顔を出す みだらな女と死者たちが来るというなら 死者たちのもとで或る範囲の為にだけ芽を吹くように 争いに火をつける苦痛をも讃えるがいい そして漆黒の眠りにつくがいい 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 697 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/19(火) 00 58 ID 1DTO1Rq3 昔、空を飛べると信じた 空の向こうには天国があって天使や神様が住んでるって信じてた 信じてた 信じてた 今はどうだ? 俺は今、権力を信じる 金を信じる 名誉を信じる それがどんなに汚いと解っててもそれを信じるだろう 俺は汚い人間だから 汚いやつは汚いものを汚いとは思わないから こんな俺になることを昔の俺が知ったらどうしていたのかなぁ 海の中でひっそりと暮らす魚にでもなりたいとか思ったかな? でもそいつもきっと汚い人間に喰われちまうんだろうな。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 郷愁 698 名前:郷愁 [sage] 投稿日:03/08/19(火) 05 15 ID mJDBlAjX アスファルトを背にして 灰色の空と向かい合う 突き刺さるビルと 踏みつける人ごみの奥に 儚く 消え去るような声で 童話を歌う小鳥が見えた か細いやさしさに抱かれ やわらかい膝の上で すこしだけ眠りについた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 699 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/19(火) 19 56 ID G1nglP3J 女房子供と別れて2年になるという友人宅を訪ねると子供のためにとっておいたとい う薄い小冊子を読み聞かせてくれた中年にさしかかった身にはなかなかに応えるもの があった読み聞かせの効用というものだろうか驚くほど素直に聞けたのが不思議だっ たそういえばよりを戻さないのかいとふと訊ねると子供の事だけが心配とぽそり一言 彼の目はただその小冊子に向けられていたただひたすらに。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 浦島太郎 702 名前:浦島太郎 [] 投稿日:03/08/20(水) 02 02 ID cF86iSfR 大いなる田舎に帰ってきてふと思うことは 無理をしているなあということである まるで町全体がその汚名を返上するために必死のような気さえして 隣の県の県庁所在地からだって見る事が出来る 立派なビルの向かいには「ビルヂング」 はぁ 僕が今住んでいる町は確かに規模は小さいがそれでも ところどころが洒落ていてだから僕もお洒落な気分で この大いなる田舎を歩けば人とすれ違うたびに僕の方が 格が上な気がして 歩き方もほらあのいなかっぺのように だらだらしていなくてお洒落である 僕はもともとこの町を誇りに思っていたが 離れれば離れるほど今の町を好きになっていって そうなるとこの町を「最高」と思っていた自分に 嫌気が差してきたからこの頃初対面の人には 出身地を幼少の頃にしかいなかった「東京」と言うことにしている 気がつけば同窓の多くはこの町を離れて 真実の都会に身を置いているその話を聞く 捨てた町に戻ってきた顔はやはりどれもちょっと気どった感じで あの頃の記憶を消すが如く己の最近の自慢話が多くなり もううんざりしてきた頃に目の前に出された味噌煮込みうどんの 蓋にご飯を入れて汁をかけて「うまいうまい」と言って平らげる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ おとぎ話 703 名前:おとぎ話 (1) [] 投稿日:03/08/20(水) 18 41 ID yRlI3KYt 草いきれの川岸 涼やかな橋の下に座って犬を待ちながら あまりに汗をかいたので 川の水に手を浸す 「竜宮城はもうすこし」 と妹の声が聴こえる 瞬間 私は今自分のいる場所を見失う 私の泣き声が聴こえる 台風一過の桟橋から 遠くに妹の浮輪が浮き沈みしているのを目にする あのころから私は 本当は私も妹も竜宮城にいて 今いる世界は嘘なのではないかと空想するようになった 704 名前:おとぎ話 (2) [] 投稿日:03/08/20(水) 18 42 ID yRlI3KYt 夜は妹と私のために開かれた竜宮城だった そのお話の中にいる限り私も妹も幸福だった お話の中では妹に何でもしてやれた 妹は素敵な乙姫様だった 色鮮やかな魚たちの荘厳な演舞が始まり 珊瑚礁のテーブルに座る二人のために 亀が悠然と食事や宝石を運ぶ 「乙姫様 これはあなた様への贈り物です」 そして私には玉手箱が渡されたのだ 犬がようやく戻ってくる ゴロゴロと夕立の気配があたりを包む 「竜宮城はもうすこし」 と妹の声が聴こえる もちろん私にはそれが空想の遊戯だとわかっていた でも妹は信じていたのだ 沖の底には竜宮城があることを 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 童話 705 名前:童話 [] 投稿日:03/08/20(水) 21 16 ID VM7cc/l5 計算に長けた蜘蛛が しずかに円を描く わたしの頭の中 うつくしい娘が拘束される エロティックな童話を紡ぎながら とらわれる娘 見てはいけないものを見た娘 愛をあきらめない娘 かわらぬ姿のままそこにある わたしの妄想だが わたしが届かないものを とらまえる蜘蛛 どこかにあるのかもしれなかった いびつだが緻密につくられた蜘蛛の巣が 重たげに露をちりばめて垂れ下がり 人の目から隔絶する におやかな 童話が靄のように満ちる窪地が 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/159.html
1 2 3 → 次へ お題 金(2回目) 開催期間 2004/06/11~2004/06/21 参加作品数 23 審査員 6人 本スレ 11の305-379 議論スレ 8の380-384 【チャンプ】 金色の畑(山田):15点 【準チャンプ】 殺すな!:10点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 308 きんのひかり - 4 309 金の音 鐘の音 柳橋 3 310 無題 - - 311 金時 - 2 312 無題 - 2 313 拝啓 北の将軍様 - 3 314-315 殺すな! - 5 317 男が女に与えうるもの - - 319-320 「言葉」屋 MUJINA 3 321 そりゃねえよ神様 - 3 324 なんとも人間らしい - - 325-326 キンパツのサトウくん ねむい 2 327 金色の畑 山田 5 328-329 光陰 - 4 332 みさちゃん - 1 333 クッキー - - 334 金曜日 - 3 335 まさにそれは - 1 336 馬鹿 - 2 337 1,000/g - - 338-339 まとわりつく輝き - 1 340-341 Stay gold - 1 344 不如帰より 金糸雀へ 九官鳥 5 【審査員】 わに ◆Wani6uvhK. 山田 ◆jipx.wAXvs MUJINA ◆iXws.WGCLY ななほし ◆lYiSp4aok. シオン ◆poetsyov/2 Canopus ◆DYj1h.j3e. 【採点レス】 349 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/06/17 23 15 ID v0bxOgYd 【1点】 311 「金時」 319-320 「言葉」屋 321 「そりゃねえよ神様」 327金色の畑 344不如帰より 金糸雀へ 350 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/06/17 23 17 ID v0bxOgYd 【2点】 334 金曜日 351 名前:山田 ◆jipx.wAXvs [sage] 投稿日:04/06/18 03 17 ID Z99YtPqf 【2点】 313 :拝啓 北の将軍様 【1点】 321 「そりゃねえよ神様」 336 :馬鹿 354 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/18 23 08 ID EZF+HjBy 【2点】 314 殺すな! 最初の9行が最高。未完成ってケチつけたが、ここの部分の完成度は高い。 344 不如帰より金糸雀へ 構成力、表現、レトリック、どこをとっても他の作品に比べ一歩抜けている感じ。 【1点】 308 きんのひかり 309 金の音 鐘の音 312 私は金貨を握っていた 326 キンパツのサトウくん 336 馬鹿 342 俺の詩 357 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/19 15 08 ID /kqtemD+ 3点 328 :光陰1/2 :04/06/15 11 31 ID G21ncFvJ 2点 325 :キンパツのサトウくん (前編) :04/06/15 05 45 ID YyZaVw8i 2点 327 :金色の畑 :04/06/15 11 24 ID uE4dL92K 1点 308 :きんのひかり :04/06/11 23 55 ID dk4565aB 1点 309 :金の音 鐘の音 :04/06/12 04 37 ID lfs8w6UQ 1点 311 :「金時」 :04/06/12 14 33 ID Va33kvhP 1点 312 :名前はいらない :04/06/12 15 24 ID 6Elu22+/ 1点 319 :「言葉」屋 (前編) :04/06/13 11 15 ID G1cXRdU9 1点 334 :金曜日 :04/06/15 21 19 ID QYZ6x9Nt 1点 335 :まさにそれは :04/06/15 23 54 ID lId6JIj0 358 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/19 17 40 ID 9Orb9r+M 【2点】 308 :きんのひかり 327 :金色の畑 【1点】 309 :金の音 鐘の音 313 :拝啓 北の将軍様 321 :「そりゃねえよ神様」 328-329 :光陰 362 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/19 21 39 ID 1SaaSg+5 3点 314-315 2点 344 1点 319-320 332 338-339 340-341 No. タイトル 作者 点数 314-315 殺すな! - 10 327 金色の畑 山田 15 344 不如帰より 金糸雀へ 九官鳥 9 【審査員】 Canopus ◆DYj1h.j3e. MUJINA ◆iXws.WGCLY シオン ◆poetsyov/2 soft ◆ZYsoftMCT2 ウサギ歯 ななほし ◆lYiSp4aok. 大木人 ◆KMcEIGIRgE わに ◆Wani6uvhK. 【決選投票】 365 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/20 06 53 ID Pppq/JRN 「殺すな」2点。 「金色の畑」1点。 「不如帰より 金糸雀へ」2点。 366 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/20 08 06 ID bWRFR/9V 「殺すな」「不如帰より金糸雀へ」 ……2点 「金色の畑」 ……1点 368 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/20 20 33 ID S5Jg7gYZ 3点: 327 「金色の畑」 2点: 314-325「殺すな」 1点: 344 「不如帰より金糸雀へ」 369 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/20 20 35 ID S5Jg7gYZ 368 すみません、「殺すな」のレスアンカー間違えました。 314-315ですね。ゴメンナサイ 370 名前:soft ◆ZYsoftMCT2 [sage] 投稿日:04/06/20 21 42 ID HcnbDC96 同じく 327に3点を 314-315には2点を 344には点入れず 371 名前:ウサギ歯[sage] 投稿日:04/06/20 21 58 ID 8REQaZ+0 2点: 327 「金色の畑」 1点: 344 「不如帰より金糸雀へ」 0点 314-315 「殺すな」 372 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/20 23 18 ID wt4Xazu9 327 「金色の畑」 に、2点 投票します。 374 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [sage] 投稿日:04/06/20 23 33 ID HNAK78cu ◎3点 327 金色の畑 ○ 2点: 344 不如帰より金糸雀へ 2点 314-315 殺すな 375 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/06/21 19 32 ID WsshQQN9 不如帰より金糸雀へ に一票。 作品 ■▲▼ きんのひかり 這い進む川底は不快だろう 屍骸と糞便と微生物がぬるぬると纏わりつき おまえを腐臭で覆う それでもおまえは進んでゆくだろう 足裏を手を錆釘が裂き廃棄された釣針が貫き 大量の血膿を流させる それでもおまえはあきらめずにゆくだろう 苦しみながらその道のりをゆくだろう しかし力尽きておくられる朝には 炎に包まれるおまえに必ず崇高なひかりが宿る 膿みつづけた傷口から忍び込み蓄積されて王冠となり おまえを讃えているのだ それは水銀でもなく破傷風菌でもなくツツガムシでもなく もっと別の 今はまだそれを知らずにゆけ 泥まみれのおまえを哀しみながらゆけ しかし荼毘を見守る河原に おまえの輝きが必ず満ちるのだ 精一杯辿った道が 308 名前:きんのひかり[sage] 投稿日:04/06/11 23 55 ID dk4565aB 【コメント】 346 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/17 00 50 ID sD61nx+N 308 ダークダックスの『金色の道』を彷佛とさせるね。そこはかとなくリ アルを感じさせるような細かい描写が印象的です。ただ、ややありがちな描写 ではあります。 348 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/17 07 48 ID LI0bgCjF 308 きんのひかり 1,2連から続く「河底」というより、下水道を彷彿させる汚濁と腐臭のイメージ。これは 作者の実生活の辛苦か、詩作における艱難かは定かではないけれど、おそらく若さからくる苦しみ かもしれない。だが、作者は知っている。その先にきんいろの崇高なひかりが見えてくることを。 そのときになって初めて、自分が辿ってきた道が下水道ではなく、「荼毘を見守る」ガンジスに似た 聖なる河であったことを知るかもしれない。 357 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/19 15 08 ID /kqtemD+ 1点 308 :きんのひかり :04/06/11 23 55 ID dk4565aB 王家の廃墟ののろいのようなぬるっとした存在感。乾いた廃墟も夜の月にぬれて…… 358 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/19 17 40 ID 9Orb9r+M 【2点】 308 :きんのひかり こういう信念を持って生きられる人は強いのだろうなあ。 【得点】 4点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 シオン ◆poetsyov/2:2点 ■▲▼ 金の音 鐘の音 キンコンキンコンキンキンコン 金金金金金金金 キンコンキンコンキンキンコン 金金金金金金金 幸せ知らせるカネキンコン 全てを知らせる金(鐘)金金 空を舞う鳥かなキンコン いつかは堕ちる金(カナ)金金 皆笑顔の今キンコン 笑顔の裏の金(カネ)金金 キンコンキンコンキンキンコン 金金金金金金金 キンコンキンコンキンキンコン 金金金金金金金 あれは何を知らせているのか 世界の終わりを知らせているのか あれは何を教えているのか 世界の狂いを教えているのか キンキンコンコンキンキンコンコンキンキンコンコンキンキンコンコン 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 その音が響く限り 全てはきっと金で成り立っていた キンコンキンコンキンキンコン きんこんきんこんきんきんこん 金 金 金 金 金 金 金 キンコンキンコンキンコンコン… 309 名前:金の音 鐘の音[] 投稿日:04/06/12 04 37 ID lfs8w6UQ 【コメント】 346 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/17 00 50 ID sD61nx+N 309 うわっつらしかなぞってないのが、かえって成功していると思う。で ないと、「世界の終り」「狂い」が白々しくなっちゃうから。そんなバランス 感覚が素晴らしいっす。何も主張しない面白さを感じました。 348 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/17 07 48 ID LI0bgCjF 309 金の音鐘の音 言葉遊びと韻律の世界。拝金主義に対する風刺詩のようですが、ややストレートすぎるような 気がします。もうひとひねりあったらなあ。ただ言葉の表記や配列が視覚的に見せてくれ、 楽しく読ませてくれます。 357 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/19 15 08 ID /kqtemD+ 1点 309 :金の音 鐘の音 :04/06/12 04 37 ID lfs8w6UQ お金ってジェニ箱のなかに種セン入れとかないと、集まらないらしいね。タネ音かな? 358 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/19 17 40 ID 9Orb9r+M 【1点】 309 :金の音 鐘の音 視覚的にも音的にも面白く、内容にも合っているのがいいです 383 名前:柳橋 ◆nldbVy4wII [sage] 投稿日:04/06/22(火) 13 57 ID J2BVgcHE 「金」のお題を出した張本人 柳橋です。 自分は今回「金の音 鐘の音」を書かせていただきました。 それなりに自分の意図した所が汲み取れていただけたようで一安心。 後は純粋な技量ですね。 精進します。 チャンプ、準チャンプの方おめでとうございますー。 【得点】 3点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 シオン ◆poetsyov/2:1点 ■▲▼ 金がない それのどこが悪いっていうんだ ぼけが 310 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:04/06/12 14 22 ID 6Elu22+/ 【コメント】 346 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/17 00 50 ID sD61nx+N 310 3行めはいらなかったかもなあ。悪くはありません。ただ「金がないの は首がないのといっしょ」ということばもあります。 ■▲▼ 金時 川面に映る千金色に 春色の花びらが滑り降りる 隣を歩く黒髪も やわらかな日色に染まっている 茜色の夕日が あの山の向こうに腰を下ろす 白い雲は淡紫に染まり 淵は金色に輝いている 偉大な音楽家の話したように 瞬間(とき)は千金に値する 311 名前:「金時」[sage] 投稿日:04/06/12 14 33 ID Va33kvhP 【コメント】 346 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/17 00 50 ID sD61nx+N 311 ぼくは「偉大な音楽家」が誰かわからないので、あまりこの詩を話せ ないんだけど、色彩がふんだんに盛り込まれて絵画的な印象を受けました。 日常的な風景なんで、もっと緻密に愚直に書き込んでもいいように思われる。 349 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/06/17 23 15 ID v0bxOgYd 【1点】 311 「金時」 きれいな光景が見えます。恋人と歩く幸せな光景。 それだけのことかもしれないけど、 そんな光景から切り取られた一枚の絵画のよう 357 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/19 15 08 ID /kqtemD+ 1点 311 :「金時」 :04/06/12 14 33 ID Va33kvhP 叙情的、おなかがすくまでの至福の夕暮れ……??? 【得点】 2点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 無題 私は金貨を握っていた この金貨がどこからどのようにして 誰の手を渡ってどの方角からどんな 道を越えて私の手の中にやってきた かはわからない そしてまた私がどのようにしてこの 金貨をどこから誰の手からどの場所で どんな風にいつ手に入れたかはわからない ただ 私の細胞の一つ一つが 今この 金貨の 安っぽい 鉄の味を 舐め 嘔吐を繰り返しているのだ 312 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:04/06/12 15 24 ID 6Elu22+/ 【コメント】 346 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/17 00 50 ID sD61nx+N 312 鉄の味は血の味かもしれないね。血には鉄分が含まれているから。金 貨への強烈な嫌悪を表現したと思うけど、前半を読むかぎりでは、これは普通 の金貨に思えるんだよね。となると、その嫌悪も普通に感じちゃうんだよね。 348 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/17 07 48 ID LI0bgCjF 312 私は金貨を握っていた 貨幣の流通を「嘔吐」という言葉に隠喩しているのは秀逸。ただし、「安っぽい」という 価値判断を含む言葉をじかに使ったのは、やや勇み足かなとも思います。 357 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/06/19 15 08 ID /kqtemD+ 1点 312 :名前はいらない :04/06/12 15 24 ID 6Elu22+/ 私は金貨を握っていた 金貨が鉄の味……この断片のチ切れ具合、密着軋轢……書けてなかったかな? 【得点】 2点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 拝啓 北の将軍様 アンニョンハセヨ アンニョンハシムニカ 北の将軍様、あなたの電波に チャンネルあってますか? いつも気になってました あなたの髪形 上からの映像がないからもしかして てっぺん薄いですか? あなたのおなか 臨月みたいに大きいけど なんの武器を隠し持ってますか? あなたの態度 やたらとデカいけど こちらが謝って、いっぱい物や食べ物をプレゼントすれば その態度改めるんですか? アンニョンハセヨ アンニョンハシムニカ 北の将軍様、あなたの電波に チャンネルあってますか? 313 名前:拝啓 北の将軍様[] 投稿日:04/06/12 16 50 ID mUTJrpeK 【コメント】 351 名前:山田 ◆jipx.wAXvs [sage] 投稿日:04/06/18 03 17 ID Z99YtPqf 【2点】 313 :拝啓 北の将軍様 お題に対するアプローチが面白い!確かに「金」! 3連目4連目は笑わせてもらいました。 355 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/19 11 41 ID OsQ6jWCJ 313 けっこうソツなくまとめていて、技量を感じます。ぼくらがテレビで 見る金正日のイメージそのまんまなんで、も少しヒネリがほしかったかも。 358 名前:シオン ◆poetsyov/2 [] 投稿日:04/06/19 17 40 ID 9Orb9r+M 【1点】 313 :拝啓 北の将軍様 面白い。なるほど、こう来ましたか。 この手の電波を受信するために、自分が電波にならない所が、読みやすかったです。 【得点】 3点 山田 ◆jipx.wAXvs:2点 シオン ◆poetsyov/2:1点 ■▲▼ 殺すな! 僕を殺すな!僕は26歳だ!僕を殺すな! あらゆる転生のかけらをせおいながら あらゆる純正のかけらをけとばしつつ、けっして純粋とは いいようのないあの太陽に向かってさけぶことすら できやしない潰れた感情を、潰れた蛙に例えながら 花びらが散る夜を、例えようのない夜を、 あらゆる比喩を排除した上で!はじけたガラスの欠片を ひろいあつめることによって生じる傷あとを、決して名誉 や哀しみにむかっているわけでもないこの僕を殺すな! 僕を誘惑することをやめようとしないこのあらゆる世界に 向かって、金銭という純粋なる食い扶持に向かって 対抗しようとしない僕を殺すな!僕は26歳だ!僕を 生き延びさせろ!世界のあらゆる不正に対抗できる わけでもない僕を、あらゆる事柄に適応するわけでもない 僕を!富よ、世間よ、決して僕を殺すな!夜に対して 不道徳な心臓の鼓動すら感じることのない僕を!あらゆる 感情に対して理性でもって、すべてよしとしたうえで そして、対抗できず対処しようとする僕を殺すな! 僕は26歳だ!僕は花々を愛でることはしなかった、 僕は女性に対し尊敬の念も抱くことは無かった、母親に 対して赦しの感情を感じることも与えることも、父親に対し すべて適応したうえで、崇敬という二重の王宮を与え ることもなかった僕を決して殺すな!神という存在よ、敬意に対して敏感なまでの 権威性を抱くくそったれにたいして服従すること無かった僕を殺すな!その権威に対し 一切の疑問を提示せず、僕には僕の領土がある、とばかりにあらゆる平坦な直線に 対しすこしの曲線という色気を与えてわずかな感情の残塊をひろいあつめひと、という 幻想を、愛すべき人という幻想を作成したあげく削除をくりかえし、永遠という玄宗を 削除しつづけた僕を殺すな、殺すな!殺すな、26歳を殺すな! 314 名前:殺すな![] 投稿日:04/06/12 22 57 ID 6WVJrz64 315 名前:殺すな!2[] 投稿日:04/06/12 23 02 ID 6WVJrz64 【コメント】 348 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/17 07 48 ID LI0bgCjF 314 殺すな! 一読して荒削りな未完成、という印象を受けます。世の権勢や栄達におもねることなく 剛直に生きる、というメッセージが伝わってくる。言葉を変え、表現を変えて同じことを 叫んでいるだけ、という批判も来るだろう。だがしかし、叫ばずにはいられない何ものかが 感じられるのも確か。洗練されていない(失礼)がゆえ、作者のツバキやハギシリが聞こえてくる。 レトリックや構成面で洗練を経ると、作者の持ち味が減却されてしまうから、これでよい。 354 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [mistyage@nifty.ne.jp] 投稿日:04/06/18 23 08 ID EZF+HjBy 【2点】 314 殺すな! 最初の9行が最高。未完成ってケチつけたが、ここの部分の完成度は高い。 355 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/19 11 41 ID OsQ6jWCJ 314-315 うん、いいね。真剣に考えてるその姿勢がたまらなくいい。ただ 少しマジメすぎるかも。周囲の事象に対することばがパターン化してる。潰れ た感情を潰れた蛙に例えるオリジナルをもっと感じたかった。26歳を過去形で 論じるのも、35歳のぼくにとっては、微笑ましくも「違うだろ」と言いたい。 ひとつの青春だあね。 362 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/19 21 39 ID 1SaaSg+5 3点 314-315 なんつってもパトスだ。真剣なたたずまいだ。真面目すぎるきら いはあるが、「殺すな」の畳句がいいスパイスになっている。 3点もってけ、26歳の作者クン。 365 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/06/20 06 53 ID Pppq/JRN 「殺すな」2点。書いてることは実は誰もが感じてることで、大したこと書い てるわけじゃない。後半に行くにつれて(というか大部分は)手垢のついた表 現が多々みられるようになる。構成も中野重治の「うたうな」に酷似してるし。 読めば読むほどアラが目立つ作品だけど、それでもぼくがなぜこれを推すかと いうと、作者の詩を書く衝動というか、情熱を買ったんだよね。 374 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [sage] 投稿日:04/06/20 23 33 ID HNAK78cu 2点 314-315 殺すな 何とも捨て身な詩ですね。 社会への埋没を余儀なくされる26歳という年齢にリアルな手触りを感じます。 375 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/06/21 19 32 ID WsshQQN9 殺すな 血の滲むような叫び。すごくストレートに心に入ってきますよね。 でもそれが金色の畑の逆で、自己主張が激しくって私は引いてしまった。 それが持ち味なんだけれど、好みとしか言いようがないかな。ごめんなさい。 378 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/06/20(日) 23 59 ID 5/+YVO5t >本314-315 「対抗」と「対処」との相反ベクトルにより始動の寸前にいる「26歳」 の「僕」の語り口としてはむしろ効果的な同語や類義語の多用が 際どい整合性を保つ文節の係り具合の饒舌的に長大な ワン・センテンスの生む緊張に弛緩を与えながら調律した気がした。 人生の有限性を当然のように強調した決定的文句「僕を殺すな!」 にはまた「僕」のジレンマをこそ留保する意志を印象付けられその ラストの反復においてシンボリックな「26歳」という一点に「僕」が 収斂していく感じがした。 【得点】 5点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:3点 【決選投票】 10点(準チャンプ作品) Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 シオン ◆poetsyov/2:2点 soft ◆ZYsoftMCT2:2点 大木人 ◆KMcEIGIRgE:2点 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/541.html
ページ:1 2 作品 ■▲▼ 神無月 ふかいふかい願いのなかで 少女は眠る しろいリボンに伝う 明日そして明後日 そしてさいごに伝うのは いつもいつかのやがて ふかいふかい願いのなかで 少女は眠る 暗がりの向こうがわに 待っているはずの とおいとおい叶いのなか そこには羽ばたきと かわいた水のつぶてが 明日へ明日へと 少女をしずめて かがやきは眩しすぎたと 少女の物語のつづきを ゆっくりと燻ってゆく ふかいふかい惑いのなかで 女は起きる 窓を吹きぬける風に 女の髪はこわばり やがては溢れることなく ただそこに零れ落ちる 鏡の顔は、背は、胸は すべてがしがらみとなり すべてはすべてではなくなる ふかいふかい願いのなかで 女は眠る それでもしろいリボンに伝う 昨日そして一昨日 そしてさいごはなく 枕だけが重々しく そのなかの羽に 少女を閉じこめて 600 名前:神無月1/2[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 13 59 34 ID h/9YpAM7 601 名前:神無月2/2[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 14 00 26 ID h/9YpAM7 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 600-601 :神無月 未完&ウンコ 詩度0 深度0 俺度0 【合計0p】 629 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/10/24(火) 09 50 45 ID bwsoVuz5 目についたものから徐々に 600-601 とても、馬鹿っぽい作品だな、というのが本音。失恋でもしましたか? 白が純情や処女などの象徴としてそれに語りかける少女と女が登場する。 共に、女は少女へ、少女は女へと美化された像を投影している、そしてどちらにも 悲哀が込められているわけだけれども、互いに互いの内の幻想を夢見つつも、最終的には さ、白のリボンへが理想モデルとして二人の間で語られており、それが女と乙女との対話を 成り立たせる唯一のものでしかない、そこでだ、作者に言いたい。お前って、こんなものしか、 過去と今、または、幻想と幻想を語り合わす、繋ぎあわすものをもっていないのか。 乙女として眠る、というのは、幻想へ分けいっていくことだろうし、そこにはもちろん甘美な思い が満たされているかもしれない、それが徐々にモノトーンになり、女は起きるわけだ、女として 起きた後には、鏡を見て、肉体的な問題が浮かび上がってくる。つまり、ここが唯一現実に対して 立っている場所なんだろうけれども、成長するということは、社会的な個人、として承認されてしまう ことでもあり、性欲の対象でもあり、まぁいろいろあるわな!そいで、最終的に女として眠り、乙女を 夢の中へ閉じ込めてしまうわけだが、いやあんた、はじめから幻想だったじゃん。脳内からでれない のが幻想じゃん。みたいな。 つーか、失恋したんじゃないかな、と思うのはさ、肉体的問題として女というものにたいする一つの悲哀 が込められているからなんだよね。また、乙女という無垢で純情な幻想と、白のリボンという象徴的な モデルからなんだけど、つまりさ、白に投影されているのは純情なものとしての愛であり、それを願う 乙女である私がいるが、実際は肉体だけの繋がりというか、まぁはっきりいえばヤリ捨てされたという感覚 があるから、女として成長した肉体が異性の目を引く第一位の問題であり、気持ちや純情な愛は願いとして で現実的な場においては実現しえなかったと、最終的に乙女幻想を眠らすことで、無垢に願った私というもの 眠らせて、強く生きていこうみたいな! もしも失恋したら、そう悲嘆にくれるな。愛はあるぜ!ラブラブゲッチュ! 630 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/10/24(火) 20 06 32 ID bwsoVuz5 つづき 軽く飛ばしすぎたので、沈静した上で とても、アンヴィバレンツな個人像出ている。私は少しだけ求めたいことが作者にある。 たしかに、幻想は魅力的で、色あせない。だけれども、理想に近づきすぎると虚構へ落ちてしまう。 それが、自虐的な今の私というのを作ってしまう。だからこそ、唯一の救いとして、貴方が詩の中で 描いたように肉体的描写、つまり、現実に唯一着地している地点を延長していくこと。 それは、今を認めることに、肉体的変化(現実)を認めていくことの重要性を語ってほしかった。 なんども言うけれども、幻想は魅力的でいつだって輝いている。作者も当然のことながら、幻想は 幻想でないことを知っているがゆえに自虐的にならざるをえないのだろうけど、今を肯定していくこと の大切をこの詩の延長線上に描いてほしいと思う。 今回は、あまりにも自虐的で、今に否定的な詩が多い。そこには理想や幻想が横たわり、現実は 大きく深い溝で隔たれていて、超えがたいかもしれないが、だからといって、今を忘れてはいけない だろうし、苦悩すること葛藤することの大切さ、を見つめなおして、延長し肯定的な詩を読ませてほしい と、審査しながら思ったりする。もちろん、読み手の都合になんてあわせなくていい。ただ、私の願いと して言っておきたかった。 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 14 11 ID sFqH6T1s 600-601 きれいな詩だね。「しろいリボン」には引っ掛かりを感じるが、 構成をシンプルにするにはやむを得ないか。実は個人的には、思わせぶりな表 現が多くて好きになれないが、柔らかな時間の経過を感じるね。 662 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 13 06 ID dSqmTd72 600 :神無月 そこそこで使っている繰り返しが気持ちの良い柔らかさをかもしだしています。 内容は、まあ、、、閉塞してますなあ、、その閉塞さを醜悪というよりは これもまあ、いいんじゃないかっていうひんやりしたメルヘンを感じました。 夢に浸る良さってありますね。。。 27 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 00 56 ID jbbtfLkG 600 神無月 すごく良かったです。 読後に柔らかい女性的な光源を感じて、ふとタイトルに目をやると 「なるほど」 やられました。 読めば読むほど染み込んできます。 47 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 10 ID OPVyt5ht 600-601 :神無月 これはメルヘンだから、あんまり現実的なとらえ方をしても 意味がないのかもしれないけれど ぼくがこの詩に不満を感じるのは、 作者が「女」のなかには「少女」の面影を認めても 「少女」のなかに「女」の存在を認めないというところにある ここでいう「女」の存在とは、少女が生まれながらに胚胎しているものだから 時間的な軸で語りうるものではないはずだと思う 66 名前:bottom in the depths ◆hmvCcJH4do [] 投稿日:2006/10/28(土) 14 43 07 ID 8VKyGUch 「神無月」を書いた者です。 批評の方々および参加者の皆さんお疲れ様でした。 ikaikaさん どうしてもこの世界に身をおいていると 現実逃避してしまう甘い自分がいて 故に詩もどこか幻想を求めてしまうのだと思います。 確か前も選者指定コンペの方で 女性をテーマにした詩を書き似た評をもらった気がします。 あの時は批評のお礼をし忘れて申し訳ありませんでした。 丁寧な評ありがとうございました。 ほかの批評者の方々も 的確ではっとさせられる評ばかりで また一つ自分の未熟さを知りました。 とても楽しかったです。 ありがとうございました。 【得点】 3点 アポトーシス ◆.7lbrSv9uY:2点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ .9. 左手を切り落とされる夢を 見ない 敷布団の上でもだえるような空気 皆が息を吐きかけるくらいの暑さをもってしても 到底達成はできないだろうと言って 缶から投げ捨てたのが三日前 機械の向きを必死に変えながら 両手を打ち付けつつ首を振り続ける 外の空気が流れない壁の配置に悪態をつき あきらめたのが一日前 未だに夢を見ますか? 水を求めるように昼間のコンクリート上で 這い回る生き物を 窓を閉めた車の中でハンドルにもたれかかり そのまま高速道路に入ると手間を思い出して 気分が優れないままの一ヶ月前を 忘れられるのはすぐのこと 車は悪夢から開放される・・・・・・開放されるよね? 気がつけば 夕闇はすぐにやってきた タオルケットを投げられた部屋 遊戯用の車輪を回して発電しようにも 回すそばから温度が上がるだけと知って ただ項垂れたのが三日前 洋服タンスの底から次の服を発掘し 生地の厚さを比べ続けては 肩にかけた手ぬぐいを額に当てて 汗を拭いたのが一日前 すぐに忘れられますね わずか一週間も生きやしない者たちなんて 頭の上にまとわりつくような思い出 もう高速道路を走ってもぶつかることはないのだ 夢を忘れませんか 寒暖計と睨めっこしながら過ごさざるを得なかった日の だから この度はもうどうしようもないくらいに 笑ってしまえるくらいの変形した外骨格も 深い眠りに陥るような体勢で 噴水に流されてさようなら さようなら 次の暦まで 《帰ってきたもう1台の車も冷えて 向こうで車を洗う彼に向かって あなたがたは微笑んで 夏は眠りに就いた と言ったのです》 左手を切り落とされる夢も もう見ない 602 名前:「 .9. 」 1/3[] 投稿日:2006/10/20(金) 21 27 23 ID pC4onUlR 603 名前:「 .9. 」 2/3[] 投稿日:2006/10/20(金) 21 27 59 ID pC4onUlR 604 名前:「 .9. 」 3/3[] 投稿日:2006/10/20(金) 21 28 40 ID pC4onUlR 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 602-604 :「 .9. 」 なげぇwwwww 詩度1 深度0 俺度0 【合計1p】 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 14 11 ID sFqH6T1s 602-604 カフカの『変身』のようなエピソードを想起して読めばいいんだ ろうか。蝉であり車であり人でもある異形の物体だ。…よく分んなかった。 662 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 13 06 ID dSqmTd72 602 :「 .9. 」 難しい、まじ。。なんか クイズを出されていて、「これは何のことでしょうか?」って聞かれているような 気がして読んだんですが、疲れました、お手上げです。あんまり読み手で遊ばないでくださいーーーー。(涙 666 名前: ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 18 42 56 ID oLvuQM8u 602-604.9. 一点 もう作者にだけしかわからないような言葉のつなぎ方なんだけど、なんかいい。 夏の騒々しさを書いていても、なぜか静かだ。 《左手を~》のフレーズは、つないだ手を振り払われる事におののいている様子がうかがえました。 別れがすんで、もう怯えの時は過ぎて、安堵の中で悲しくも静かに喪失感をあじわっているような感じが素敵でした。 27 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 00 56 ID jbbtfLkG 602 「 .9. 」 読みきれませんでした。 「左手を切り落とされる夢」のイメージがずっとボワンとしていて、結局最後まで ボワンとしたままになりました。«帰ってきた~»ですっきり出来そうなのですが 私の頭は重いボワンとしたイメージを抱えたままでした。 全体的にまわりくどく感じました。 47 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 10 ID OPVyt5ht 602-604 :「 .9. 」 この詩が分かりづらいのは 主語が省略されているので動作主体が何ものであり その位置も姿形もひとつとして判然としていないせいだと思う だから読み手はあくまで言葉の意匠としてしか読みようがないと思う しかし、その割には文自体に意味がありすぎ、 その意味をうまく連結させることが出来ないので よけい混乱してしまうという悪循環がある 【得点】 2点 ◆UnderDv67M:1点 ◆OPBYKkBBNQ:1点 ■▲▼ あくびの夜 願いがかなう ぼくは強欲じゃない 何の心配もなく 我家のドアのかぎを回す お帰りなさいと アルトのひびき 季節は暑くも寒くもなく これからくる冬の 先取りの料理の湯気 ふんわり食欲を誘う 一日が長かった 思い出すから長いのだが 不愉快なことなど何一つなく ぼくは感謝して振り返る とりとめのない会話だが 自慢話にしたくないのは お互いに同じなのだろう 控えめになるとそっけない ささやかな浮気も 黙っていれば浮気でもなんでもない やきもちなど焼いてほしくないし 裏切りを悟らせて 悲しい思いをさせたくない そんな思いやりのない 冷たい男じゃない 健康で不満がないなら まさに幸せだ 人間も動物なのだ 満ち足りていたら幸せなのだ それなのに不幸になるような おろかな心あるとしたら それも人間なんだろう 頭脳があるからだろう しかし ぼくは強欲じゃない 必要より多くは望まない 周りもまた おなじだ そしてぐっすりと安心して眠れる 毎日だ 大きくあくびをしたい 思い切りのすべてを吹き込む きっとそれは快感だろう あまりの開放にあご神経に 逆に意識が集まって 泪が出るかもしれない うっすらと目尻に 606 名前:あくびの夜 ◆ZbT04UbUkc [] 投稿日:2006/10/22(日) 02 54 43 ID B3kfDYiE 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 606 :あくびの夜 ( ◆ZbT04UbUkc) NG・定型詩の不備、不適切な行分け 失格 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 14 11 ID sFqH6T1s 606 平板な日常のなかの深みを表現しようとしたのかな。だとすると、も う少し描写に工夫がほしいところでした。 662 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 13 06 ID dSqmTd72 606 :あくびの夜 不満が少しづつ堆積し沈殿してくのが伝わってきますなあ。。 (実は強欲な自分に乾杯したいです。) ここにある哀しみは、存在の哀しみというか 孤独なる魂の哀しみで、それはもう仕方ないものかもしれませんね。 667 名前: ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 18 46 53 ID oLvuQM8u 606あくびの夜 一点 いやいや、無理してるって。とツッこみたくなりました。 さりげなく、自分に言い聞かせるように、形式的な円満さがいささか冗長に語られているからこそ、最終連の弱音が活きているように思いました。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 606 あくびの夜 深さがどこにも見当たらなかったです。 内容にも新鮮なところがどこにも感じられないし、何気ない日常の雑感として 読者的にも欠伸が出る作品でした。最後の「うっすらと目尻に」という表現が 駄目なりに何とかこの作品を救っています。 47 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 10 ID OPVyt5ht 606 :あくびの夜 ( ◆ZbT04UbUkc) これはひとりの男の独白だけれど 面白いのは、彼以外に登場人物と呼べそうなものがいないところ たとえば妻(恋人)らしきものの暗示はあるけれど それが一個のナマな人間として現れることは決してない 作品としての不完全さが独白としての完璧さの仕掛けになっている 【得点】 4点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ◆OPBYKkBBNQ:1点 ■▲▼ 幸の薄い心と すべてを手に入れることのできる境遇 彼の心は置いてきぼり 彼を受け入れることは あくまで規格外 607 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 04 12 01 ID L2AxkyaM 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 607 :(タイトルなし) 詩度0 深度‐1 俺度0 【合計0p】 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 14 11 ID sFqH6T1s 607 1、2行めと3行めがうまくつながってないんで、結局どうして置い てけぼりなのか、どうして規格外なのか、分らないままでした。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 607 無題 表面幸せで、いうことない境遇にいながら、不満な彼。これもまあ、根源的な孤独の問題。 コメントをつけるなら、「甘えんな、それが当たり前なのだ」 (上の詩を端的に省略したような詩でした。ここで、上では共感を覚えたのに、この詩では突き放したコメントを つけてしまいたくなるっつのは、赤裸々な真実だけを書いてる作者は重々分かってるに違いないと思うからかな) 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 607 無題 読みきれません。 焦点がどこにも合わないし、バランスも良くないと思います。 短い詩の良さが感じられませんでした。 47 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 10 ID OPVyt5ht 607 :(タイトルなし) この詩も分かりづらいところがあって 「幸の薄い心」が「彼の心」なら「彼の心は置いてきぼり」ではないわけで 「彼を受け入れる」側が語り手なのかそれ以外のひとなのか その辺もよく分からない ■▲▼ 郷愁 虚空にぽかり浮かんだ月は こころぼそげに地球をてらす るりりるる りり るるりる りるり り りる るりりるり りりりりる るり り かえりたいよと泣くのだ 月は 声もたてずにぽかりと 月は 608 名前:郷愁[] 投稿日:2006/10/22(日) 18 34 30 ID epoiI+4+ 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 608 :郷愁 ちょー詩的ww 詩度1 深度0 俺度0 【合計1p】 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 14 11 ID sFqH6T1s 608 月の詩は山ほどあるからなあ…。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 608 郷愁 綺麗。 これは好きです。 地球じゃなくて、地面のほうがいいかも。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 608 郷愁 上に同じくその良さを感じられませんでした。 リズムがあるのと、月の孤独を読むという優しさは持ち続けて下さい。 48 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 44 ID OPVyt5ht 608 :郷愁 これは作者と語り手と月を同一として読むのが一番妥当な読み方だと思う 郷愁にかられて泣いているのは月であり、またその月を眺めている作者でもある、と これはひとつの自然観であり、しかしそれはひとつの自然観にすぎない 他の作品をいくつか通読することで、そこから作者の人生哲学を 読み取ることが出来るようになるのかもしれないけれど この一篇だけじゃ判断しかねる部分がおおいと思う 59 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/10/27(金) 18 54 11 ID xTPdeTJC 『郷愁』書きました。 皆さま、評ありがとうございました。 今回、審査員が多くてめちゃ楽しかったです。 投稿された詩を肴に、みんなであれやこれや語ってこそ《詩で遊ぼう》なんだなぁ、と今更ながらに思ったり。 とゆーことで、チャンプさん、おめでとうございました~。 【得点】 2点 ◆UnderDv67M:1点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ■▲▼ 人に残された空 私の底に 一匹の獣の死骸が横たわっている かつては何かを叫んでアスファルトを駆けた 吼える様な声で誰かを掻き抱いた その四足がいまは まるでくだらない棒切れのように無造作に転がっている 獣は死んでいる 青年のネクタイの輪の底で 女の独りよがりな夢の底で お前の小さな食道の 私の背骨の 獣は死んで いま清潔な腐臭を放っている あれはいつのことだったろう 人の野の 人の井戸に捕らわれて 獣よあなたは丸く切り取られた空をそれでも見上げ続けた 何を想って? 獣よあなたは死の際に いつもと変わらぬ空の残骸を 一度だけ見下ろすように見上げた 何を託して? 人は祈りもせずに行き過ぎていく 笑っている 哂っている 空のした人ばかり見て 見上げることもなしに 笑って行き過ぎていく その底にそれぞれの死骸を飼いながら 少し光る雄々しい双眸や 踏ん張るような四足の残骸を 空を見上げていた一匹の獣の死骸を 609 名前:人に残された空[] 投稿日:2006/10/22(日) 21 25 27 ID gdrWLwXj 610 名前:人に残された空[] 投稿日:2006/10/22(日) 21 25 57 ID gdrWLwXj 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 609-610 :人に残された空 まぁまぁ秀逸 詩度1 深度0 俺度1 【合計2p】 646 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/10/24(火) 23 03 54 ID bwsoVuz5 609-610 否定的に読み直す。つーか、もろに論点はズレる可能性ありだが、まぁいいよな。 獣として描かれる真実の私であるとか理想のモデルとしての私であるとか、それが死に絶え、 または、飼いならされるなんていう形で語られている流れ自体には面白みなんてない。 はっきりいえば、たとえが安易だよね。野生というものから連想させる躍動ですとか、そして、 人の野であるとか、人の井戸であるとか、社会性や社会というものに飼いならされて失ってしまった もの、喪失感を歌う光景。逆だよ。現代社会の方が野生なんだよ。まさにジャングルであると、 なぜならば、崩壊が突然であり、また、突然死は襲ってくる。 過去の社会の文学では、死は宗教的物語と一体になり、神による死の告知があり、きれいな死が あり、公的な儀式により共同体全体に死は意味を持った、これは、死が飼いなされている、からで あって、それこそ、あらゆるものが無尽蔵に食い荒らし、立ち並ぶ現代の方がよっぽど野生。 そして、その中で、生きていく私たちは獣なんだよね。ターザンの様に森を駆け回り、獣の様に走り まわるなんていうのも嘘で、猿も木から落ちるし、道路に出れば車にひかれる、現代社会の方が よっぽど野生で、獣ですらも簡単に死んでいくほどのジャングルであることを、そして、その中で葛藤 しながらも、苦悩しながらも生きて、女を買うぐらいの金はあり、ネットにつなぐだけの金もあり、住居も あり、楽しみを買えるだけの金もあり、時には休みもある。十分躍動しているじゃないか。 騒々しい社会に対して、疲れを感じ、何かを奪われていると感じるのは、それだけ分、生きているからだと、 生は潜在的に無限の可能性を含んでいる。獣の様に、忙しい中で泣き笑い悲嘆にくれ感動する。 この激情こそが野生だろう。 657 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 28 15 ID sFqH6T1s 609-610 ごつごつした不器用な感じは、この詩の持つ雰囲気にマッチして る。人と獣が、切り離された同一のものとしての書き分けが不充分であるがた めに、未消化な読後感が残ります。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 609 人に残された空 こいちゃあ、きっと死なない。いつまでも底の奥で唸って牙をむいてるか 不貞寝してるかしてるような気がする。 666 名前: ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 18 42 56 ID oLvuQM8u 609-610人に残された空 これもせつない。 自分の心の中の“こころざし”とか“情熱”とかの残骸を見るのはとても悲しい。 人は人の中でしか生きられなくて、そうしていくうちに美しいものだけを願う心は死んでゆく。 綺麗事だけじゃ生きてけねんだ、と言いながら、そういう自分を恥ずかしく思う。 獣は生きているように死んでいる。これが泣かずにおらりょーかってんだ。 どもども、こーふんしてしまいました。 これもいわば喪失を詩っているのだけど、読み進めるにつれて、作品世界が清らかな光に包まれていっているような気がしました。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 609 人に残された空 読まれている内容は好きです。 表現も詩的な感じで良いのですが、 若干、冗長気味で改行やスペースの使い方も少し気になります。 もう少し言葉の飛躍や展開に面白さがあると、ぐっと引き込まれたように思います。 48 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 44 ID OPVyt5ht 609-610 :人に残された空 僕がこの詩を読みづらいと思うのは 609では「いま」「私」の「獣」の話であるのに 610でいきなり「過去のいつか」「人(びと)」の「獣」の話に摩り替わっていて 後者では私が完全な傍観者になっているというところ 構造にわかりづらい面があるように思う それに獣と私や人との関係がよく分からないし どういう端緒でどういう経緯で私や人びとが獣を捕らえたのか あるいは捕らえざるをなくなったのか、そのへんの説明が欠けているような気もする 61 名前:GON ◆kbUerghd8w [] 投稿日:2006/10/27(金) 21 56 59 ID BIoJ/p7N 人に残された空です。 評価ほんとにありがとうございました。 【得点】 4点 ◆UnderDv67M:2点 ◆OPBYKkBBNQ:2点 ■▲▼ 犀の角 僕は死ぬ。朝陽が昇る前に。それを君に看取って欲しい。死に燃やされ多摩川に流されるまでの一部始終を、最後まで見届けて欲しい。みんなと同じように歳を重ね、結婚し子供を育てていく。孫ができれば愛で可愛がる。 何の為に 情報が退屈を加速させ、僕らはラウンドトリップする。潤いを求めてジプシーのようにね。 僕らは待っている。死が訪れるのを。安定を手に入れ怠惰な生活にピリオド打つことなく。 僕らは待ち続ける。僕らは待ち続けている。時計の針に遅れることなく先を走ることなく、 僕らは待ち続けている。 昨日はどんな日だった。いつか過ごしたあの日のような昨日だったろう。 それに対してイエスかい 一昨日はどんな日だったい それでもイエスかい しばし考えてみて欲しい。節目節目に一喜一憂しても行く先が同じであるということを。 手に入れたものが脆く儚いものであるということを。故に僕は死ぬんだ。 何度でも死んでみせるさ。 だからどうか最後まで僕の一部始終を見届けてくれ。 僕が愛する人よ 君は知っているはずだ なぜ君が笑い楽しむかを この世界が金色に輝き、雨が降り風が撫で流離う理由を 君は知っているはずだ 君は僕が死ぬ理由も君のはちきれんばかりの笑顔の理由も 何もかも君は知っている だから最後まで僕の一部始終を見届けて欲しい そして懇ろに弔って欲しい 611 名前:「犀の角」[] 投稿日:2006/10/22(日) 21 51 17 ID XKoXy1XB 612 名前:「犀の角」2[] 投稿日:2006/10/22(日) 22 10 24 ID XKoXy1XB 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 611-612 :「犀の角」 ウザイ NG・詩として不適格 失格 623 名前: ◆UnderDv67M [ ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 20 27 ID 6CCHohOE ttp //book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1161243847/84 311-312 は作者本人のよるコテバレ禁止法違反の規定により失格とします 穢土 ◆34law0hz56 ←コイツです 雑談スレで「でもなかなか良いと思ったよ~」だので馴れ合っていて下さい、以上。 624 名前:穢土 ◆34law0hz56 [] 投稿日:2006/10/23(月) 23 24 17 ID vf4r/y1z 拙ったなぁ♪ でも寸評はください。審査員さまはカミー様です 657 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 28 15 ID sFqH6T1s 611-612 作者が「自分の死」という観念に酔っぱらっちまったようだね。 ほとんどすべてのことばに客観性を欠いている。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 611 :「犀の角」 冒頭一行目に改行ミスがない?これ、今日死ぬのか、孫まで見て死ぬのかわかりにくい。 (文脈としては、孫なんかクソッ喰らえで、今日死ぬ? それとも死ぬというのは修辞的なモンゲンで 実はプロポーズで、孫子を見るまで一緒に暮らそうって意味?) 君は知っているはずだ なぜ君が笑い楽しむかを この世界が金色に輝き、雨が降り風が撫で流離う理由を 君は知っているはずだ 君は僕が死ぬ理由も君のはちきれんばかりの笑顔の理由も 何もかも君は知っている ここも、なんか買いかぶりすぎじゃあないか?と思うよ。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 611 犀の角 タイトルから仏陀の言葉を想起しますが、内容はがっくりするくらい退屈です。 「ブッダのことば」( 中村元翻訳)なんかをしっかりと全部読みきってみて下さい。 それからこの詩をもう一度推敲してみて下さい。 48 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 11 44 ID OPVyt5ht 611-612 :「犀の角」 この手の詩に何かを言い足そうとするのは野暮なことだと思う 読み手は素直にこのメッセージに共感するなり触発されるなり あるいは反感や嫌悪をあらわすなり無関心をきめこむなり 条件反射で対応するしか方法はないと思う 62 名前:穢土 ◆34law0hz56 [] 投稿日:2006/10/27(金) 22 07 13 ID YWE+mQf+ 犀の角です 各審査員の方々どうも有難う御座います。お疲れ様です。 ポイントをくれたロトさん。どうも有難う。素晴らしい リーフさん。の仰られる通り、あれは殺自願望の詩でないです。mementomoriを意識しました。 身を捨ててこそ浮く瀬もあれ!みたいな。 アトポーシスさん。犀の角を題名にもてきたのはナンセンスでしたでしょうか んなこたあないさん。仰られること最もで、あれは大した意図もなく流れるままに書きました。 大御所カノーさん。酔っぱっちまいましたかね(ぐふっ ではどもどもオオキニどす ロトさん最高。俺最高 【得点】 2点 霧都 ◆SNOW/oy/Uw:2点 ■▲▼ イドの底から 殆ど何もないのに雑然とした印象のある殺風景な空き地に ダンボールが一つ転がっている その中には 天邪鬼が座っていた ダンボールの蓋はガムテープで閉じたような痕が残っていて 破れたガムテープがふらふらとぶらさがったままになっている 天邪鬼は閉じ込められているのではなくて 「さぞや外に出たいに違いない」 と人が思うので、かえって意地になって中に座り込んでいるだけだった ”俺俺詐欺で一儲けしよう” 頭の上ではいつものように鸚鵡がいばっている なんであれ、すばやく先回りして喋る鸚鵡の声をきいていると 天邪鬼の頭はこの鸚鵡がいれば、必要はないということに気がつく ため息は灰色のツナの空き缶とともに地面の上になげだされ、 脱力感の滴りがコーヒー色の川を作りはじめた ”星型の金平糖は四角い型に変わりました 四角い箱にきっちりと詰めこまれていくので、箱を振っても音がしません” 川となってながれてしまったせいで胸に開いた でっかいアナを覗き込むと ”なまけもの” と大きくかかれた看板をおかっぱの女の子が振っていた 看板の後ろ側は ”反抗心” とかすれたような文字で書いてあったが その文字は実は虫が集まって作っていただけで、そいつらが落ちてしまえば ”馬鹿丸出し”と書いてあるのが見える やけに 底の浅い胸だなと独りつぶやくと、女の子がしたり顔で地下室への入り口を指差した ”雪は雪印乳業のマークになって空から降ってきます” なるほど、底にはまだ底があるといいたいわけだ どうせメビウスの輪みたく回帰してるのがオチだろ ”秋の夜の雨はざあざあと回転しています” いつかこの鸚鵡の首を絞めてやる ダンボールをマッチで火をつけて燃やし、空き地を後に歩き出した 613 名前:「イドの底から」1/2[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 22 20 45 ID hB40Qsz7 614 名前:「イドの底から」2/2[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 22 21 53 ID hB40Qsz7 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 613-614 :「イドの底から」 詩度0 深度0 俺度1 【合計1p】 657 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 28 15 ID sFqH6T1s 613-614 後半で天邪鬼がどっか行っちゃってて、登場人物が天邪鬼である 必然を感じないね。ところどころ面白いけど、文章があまり巧くないので、い ちいち読んでて突っかかりを覚えるなあ…。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 613 :「イドの底から」 イドって井戸と間違えちゃうよね。 667 名前: ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 18 46 53 ID oLvuQM8u 613イドの底から 一点 深刻さの中にあるオチャラケ感とゆーか、世俗感とゆーか、なんか面白い。 楽しく読めた作品でした。 ほんとに深刻に書いてたのなら、ごめんなさい。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 613 「イドの底から」 何とか最後まで読めました。 タイトルや文章の構成に改良の余地があるように思います。 49 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 15 03 ID OPVyt5ht 613-614 :「イドの底から」 これはひとつの散文的な物語として読めるけれども 視点や人称が変に錯雑としているように思う ストーリーのアイデアは面白いと思うのに 完全に描ききれていないといった印象を受ける 60 名前:リフレイン[sage] 投稿日:2006/10/27(金) 20 10 15 ID zgKDpGDx イドの底からです。 チャンプさん、準チャンプさんおめでとうございます。 評ありがとうございました。(点もーーーありがとーーー) この頃、人称が”あたし”で書いてるのがおおくって、それまずいかな って躊躇ったらどうもまずかったです、、 審査多いと楽しいです。 【得点】 2点 ◆UnderDv67M:1点 ◆OPBYKkBBNQ:1点 ■▲▼ なにもおくれちゃいない ほんとなら20位以内だろ なんなんだこの状況は なんなんだこれは 立派にやってるよ やり方だってみんなと大して変わりはしない 変な妄想に押し潰されて僕は取り立てられて 恐ろしくて恐ろしくて 報酬は少ないし 冗談っぽく言う皮肉もいまどきじゃモロに刺さるだけだし 時代は代わる リバイバル? うまく歌って!じゃないと今時そんなの笑えない でも、もう都合よくも考えられそうにもない 意味がわからない… 615 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/10/22(日) 22 24 17 ID LO7Z7bX9 【コメント】 621 名前: ◆UnderDv67M [100%自由&散文詩ばかりで糞つまんね レベル低すぎ。シネ] 投稿日:2006/10/23(月) 23 15 27 ID 6CCHohOE 615 :(タイトルなし) ふむ、正直に言うと俺も同じだ 657 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/10/25(水) 00 28 15 ID sFqH6T1s 615 ヒットチャートと人生、双方について言及したのかな。最終の2行は 逃げに回っちゃった印象があるね。 663 名前: ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:2006/10/25(水) 11 27 36 ID dSqmTd72 615 :名前はいらない 誤爆? 作品? 作品としてみるとあまりにも散漫。。題でヒントぐらい欲しいっです。 28 名前:アポトーシス ◆.7lbrSv9uY [sage] 投稿日:2006/10/23(月) 18 02 25 ID jbbtfLkG 615 無題 何か良いです。詩としてもっと言葉を研いでいって 完成させても面白くも何ともないんだろうけれど 自分にしか解らない内容で書き殴られている感じが好きです。 49 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/10/26(木) 02 15 03 ID OPVyt5ht 615 :(タイトルなし) 一連目が非常にいいと思うだけに尻切れ感が拭えないし 全体に説明不足であるとも思う ポップスターの苦悩として読むの妥当だろうけど これだけじゃなんとも意味がわからない… 【得点】 1点 アポトーシス ◆.7lbrSv9uY:1点 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/524.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 君の知らない僕らの秘密 642 名前:君の知らない僕らの秘密 [リサイクルage] 投稿日:03/08/10(日) 11 57 ID bQGtLJxb 公園の鳩は人馴れて 餌もないのに寄ってくる あんよの君が追ってくと とてとて歩いて逃げていく 小さな君の手の触れる ほんの少しだけ先を行き とてとてとてとてとてとてと 振り返っては逃げていく 彼らのくすんだ翼には 青い羽根が隠れている そうさ星屑のシャワーで洗ったら 真夏の空色に輝きだすんだ だけどそれは 僕らの秘密 あんよの君には教えてあげない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青 643 名前:青 [sage] 投稿日:03/08/10(日) 11 58 ID YAzeabfS 走る 走る どこまでも 走る 走る 走る 走る 走る 怖いこわい 走る 走る 走る 走る 走る 青がくるよ 走る 走れ走れ走 れ走れ走れ走れ嫌だ嫌だいやだこわい 青 に塗りつぶされ、 走、って? 青が来ない所まで 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青の欠片 644 名前:青の欠片(1) [] 投稿日:03/08/10(日) 15 51 ID vhzYNmft 辛い事が多すぎる 悲しいことが多すぎる 人は私を神経質だと言うけれど 現実から目を背けて生きていけるほど 私の神経は太くないのである そして私は今、此処に立っている 眼下に何処までも広がる青 頭の上で白が泣いている みゃあみゃあみゃあ その声に促されて 私は青に抱きついた 激しく私を抱擁する青、また青 身体を包みこんで内側まで侵食しようとする貪欲さ ワタシハ「青」ニナルノダ・・・ 647 名前:青の欠片(2) [] 投稿日:03/08/10(日) 16 07 ID vhzYNmft 気が付くと私は真っ白な部屋にいた みゃあみゃあ鳴かない白が 嗚咽をあげる誰かに話し掛けている たぶん、母 突然目から何かがこぼれ落ちた 頬を伝い、口に入ったそれは塩の味がした ああ これはたぶん青の欠片 私の内側に残る「青」だ 嬉しかったのか、悲しかったのか 分からずに私は青の欠片をこぼし続けた それから私はしばらくして普通の生活に戻った 辛い事が多すぎる 悲しいことが多すぎる そんな時はちょっと、泣いてみる 青の欠片がそこにあるから 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 645 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/10(日) 15 58 ID xaIbt/Jn 赤信号 交差点 人が 立ち止まる 車が 往来する 天使が わたる ぼくは みている 信号 変わる 人が 渡る 車が 止まる 天使は しずかだ ぼくは きいている 青信号の あいだ 落し物 天使の 白い心 拾いあげ なにもない てのひらを みつめていたら ぼくは落し物していた 青い忘れ物 646 名前:つづき [] 投稿日:03/08/10(日) 15 59 ID xaIbt/Jn じかんの 剥がれたところは 果物ナイフで りんごの皮を剥いたのに 似てる ことばの 剥がれたところは 果物ナイフで 剥いた皮をつないだ天使のりんごに 似てる 赤いりんごは みずみずしい 空っぽ で 存在している 白い心をうしなった 天使が ほほえむ 愛をうしなった ぼくが ほほえむ 天使の愛撫は みつめあわない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 迷子 654 名前:迷子 [sage] 投稿日:03/08/10(日) 21 50 ID UsU9HW7h 生活に疲れては ほんの五分で道に迷う 三角石の敷かれた鋼管工場を横切り 湿った長家の裏路地を抜けると 見知らない 空き地に出る プレートのない車が捨てられている くぼみに水がたまってボウフラが涌いている 何も待たないものたちの側に ぼくは寝そべって そのままぐっすり 夢の中 教えることはもう何もない と師匠 たとえ何もなくても 私を弟子で居させて下さい 私を愛していて下さい とぼく 新世紀は明けてしまいました 北斗神拳など 必要はないのです 涙をためて目が覚める 上空に 名も知らぬ鳥 とび回って 名前どころか姿も分からない鳥 マッチ擦る 青空だけは いつも青 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青虫 655 名前:青虫 (1) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 22 08 ID 7NQoMqhE 青は緑に食べられて、名前だけを許してもらう 林檎も葱もあの山も緑色なのは、土に似合うからに違いない この閃きを置く先さえない 夜空は頷きもしない 地べたの限られた領土にある体重は 後ろに伸ばした両腕にあり 溜まってしまった緑色の脈は 退屈な汗をかいて僕の意識の中にある 天に近いのが、名実共に違いない 向かう麓に粒集う灯ひとつへ この閃きを置こうと、隙に滑り込んだのは青空 突然に視界を覆ったハレーションの布が 自ら切り裂いた中央の一角 蹲っている白い影 僕の彼女 目を擦ろうと雑草まみれの手は 青い景色の向こうがわを頼りなく掻いた 656 名前:青虫 (2) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 22 11 ID 7NQoMqhE 蟻さえ怖がる親指と人差し指が、虫を捏ねている 殺しも逃がしもしない優しさ 食み出た頭と尻尾を激しく振り 布と同じ青の虫は 悲鳴をあげている 僕に何かを告げている 天から降りてきたのに違いない この閃きを置こうとした彼女という先は 振り返りもしない 返事さえしない 代わり 青虫を食べた 数日前に済ませている決心 想像出来ている味も歯ごたえも 青空は夜空へと 林檎など見えるわけもなく 葱のにおいならば気のせいで 向こう麓を纏る灯は、どれも古い蛍光灯の色 青くび大根 青のり青ヒゲ青山椒 青だたみ青いケツ青菜 それでもある残像は、明日の青空が消してくれるに違いない 前歯に青い染みを付けた 僕の彼女は初めての顔をしたけれど 蟻さえ怖がる僕の天使 青虫なんて触れるはずがない 僕無しじゃ、青虫なんて触れるはずがない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青の詩 657 名前:青の詩(1/2) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 23 47 ID quj6QEeM それはひどくどこにでもあるものである。 なまぬるい道路の上 涼しげな風が一台、こいでゆく ―凝縮 とか 沸騰 とか なまくさい陰りの続く道路には よく 警戒の音がとびかっている― そして柔らかに音を沈めた、考えた 顔の色彩や心の夢 はたまた色とりどりだった、白黒灰。 そして落ちて やがて 落ちているもんだと 決めつけていたに過ぎぬ事を― かっこつけて。 ―にやけて すっとぼけて ごまかして― ひぐらしはもう鳴かない 胸の中で。そして過ぎて こおろぎ鳴かない。 胸の中で。そして過ぎて ゆうがたの白鳥。 胸の中で。朝焼けに映えたカッコウ。 訪れを知らすうぐいすも。胸の中では。なんて... 659 名前:青の詩(2/2) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 23 48 ID quj6QEeM 「すべて青だ! すべてが青だ! 覆われている。 いったい何だ?!この、、仕組まれた歯車に這いつくばらぬ己は?! だがどうして?!この、、突き動かした衝動に負ける事の無い“青”は?!」 真暗な中の小さな田舎 車も山も 鳥の声でさえ ああ 脆弱で ああ 静寂で。 色とりどりの人達よ、 どうして こんなにも空は青いのか?そしてどうして、 二度とは逢う事の無いと決めさせる衝動までに高ぶらせるのだ これが素直な拙き脆弱な“青”とでも言うのか? シンシンと日は暮れ また脆弱の中を列が為して、そのとわ色の月となる 今宵、 寝ぶたげな実情から 実情に飲まれまいとして 陰のなかの陰りとならんとするのは まんざら 年甲斐もなく シンシンと脆弱な青を感じえたからと しても。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 波立つ泡の中から 658 名前:波立つ泡の中から 1 [] 投稿日:03/08/10(日) 23 48 ID 9e4tQ7VC 海から波を掻き分けて 次から次へと 人間が揚がって来る 滴り落ちる海水 着ている物は さまざまだ 鬱陶ししそうに濡れた髪を 掻き揚げる人もいる だけど誰もが落ち着いている 振り返って この人達の行く先を見届けたい気もする 怖くないのが不思議だった 海からブクブク泡のように 揚がって来る人間の頭 660 名前:波立つ泡の中から 2 [] 投稿日:03/08/10(日) 23 49 ID 9e4tQ7VC どこから来るのか 何処で生まれるのか 確かめたい 興味 好奇心 でも この人達の歩みを止めたら 何かおこりそう 怖くて聞けない やがて海の彼方に天球の音楽が響き青い蝶が雲のように 群れて飛ぶ 闇の占領する空が暗い紫に変わっていくようだ いまならなんでもできる気がする 怖い でも 確かめたい この人達は何処から来るのか 何処で生まれたのか 怖い でも 振り返りたい 身を竦ませ時間だけが過ぎていく この人達は何処へ行くのだろう 東の空が黒い紫に変わっていくようだ いまならなんでもできる気がする 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 心臓 661 名前:心臓 [sage] 投稿日:03/08/10(日) 23 59 ID QHtWT3dZ 水中に似合って青い 半透明の君の さっきまで動いていた心臓が 予熱で柿のように輝いてみえる こうしてると海は深いというより高く ふたりは手をとりあったまま ゆるい弧を描いて降下していく ときおり虹色のちいさなつぶが 遠い海面に向かい あれは海底の戦闘機が ためいきのように漏らしたオイルのつぶ パイロットはきっと 操縦席に密閉されたまま 何千もの夜と 水死者の列を見送っているのだ やがて闇の底に 巨大な蛇のうろこのきらめき 長い列をなした無数の光がみえはじめた TVでみた夜の高速道路がこんな感じだった ふたりは深い空気の底の 暗いあの町に落下しているのだろうか 目玉がいよいよ透明になりはじめると 君は青い闇に溶け その心臓だけが 最後までほのかに赤い 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/anotherhayate/pages/164.html
梁山泊十六傑を率いる三首領の長男。 尊大で残忍、勝利のためなら手段を選ばぬ冷酷非情な男。 幅広の曲刀や指一本触れずに体内の血を流し尽くす枯渇噴血霧の使い手だが、それ以上に激昂しやすい性格から部下に恐れられている。 本スレでは神楽と対戦。髪針斃射や枯渇噴血霧で終始戦いを優勢に進める。 後一歩まで追い詰めるが神楽の人間離れした動体視力で噴血針を見切られ、金的を潰されるという悲壮な最期を遂げる。 ●枯渇噴血霰(こかつふんけつせん) 梁山泊秘奥義。手を触れず敵の体に風穴を開け、噴水のように血を噴き出させる事により体中の血を一滴残らず絞り尽くす。 その実体は腰のマントに隠した筒から噴血針を取り出し素早く投擲する技である。 噴血針(ふんけつしん) 古代中国で用いられた医療器具。ガラス製でこれを体内に打ち込み血液のもつ浸透圧の差で悪い血や膿を対外に排出させる。 現代医学でいうタンジェリン・カテーテル。 ●髪針斃射(はっしんへいしゃ) 梁山泊奥義。頭髪に仕込んだ針を発射する。 ●指錯刃(しさくじん) 梁山泊秘伝。両手人差し指による真剣白刃取り。 登場人物名鑑に戻る
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/562.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ 負け犬の遠吠え 658 名前:負け犬の遠吠え[] 投稿日:02/12/05 21 06 ID e5ezub64 半角テンに味噌らむ、優越、不明な他の鋭意とエイトAユウエス09 バレバレとお決まりのポーズで、僕の頭ですらリンク08、目ロ07、崩壊開始拡散の王者06、たったの三勝05、04 一兎臭い03 ライオンがいる 見破ったよ、Fイービー 歯医者が自分で金歯を手入れしたが、ここからダイヤは既に遠かった02 泥1000が、警1000に、1000を卑下から00 各社すべて銀行ざし、01 時差ぼけのシート“ぽんぐす”したための01の欠席 クレッヲォースA、連結は1000 クレッヲォースB、切断は1000 クレッヲォースC、線は1000でしかないと読者に伝えるための補足 -01 -02 カップラーメン味噌味、時期は満ちた!! -03 ふふふ -04 全角テンに負けただけさ -05 ここに今、僕はいるから、ずるずる食べるしかないんだ つまり、クレッヲォースだ “味噌”平らげた -06 -07 つづく・・・ しかし 僕はここにはまだいないナンバーテンSイーピー クレッヲォースは応答しない 強盗失敗 番号の意味は解明されず ピピー 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ なんで? 659 名前:なんで?[sage] 投稿日:02/12/05 22 44 ID +Iq8k+Hz 闇夜がぽっかり円く切られて はじめは月かと思ったけど 降りてきたのは黄色い円盤だった。 銀色の扉がスパッと開いて あらわれた宇宙人は笑っていた。 みんないっぺんに宇宙人が好きになって 闇夜に咲いた笑いの花花 寂しい星・地球へようこそ。 宇宙人はスチャッと手をさしだして 殺人兵器を乱射しながら笑いつづけた。 あたしは笑っていたから 宇宙人には仲間だと思われて 地球人には狂人だと思われた。 なりゆきで宇宙人の奥さんになったけど あの時なんで笑っていたかなんて覚えてない。 コンピューターゲームみたいに 地球人も宇宙人もころころ死んでいって 町も田圃も住宅地も戦場になって夫も死んだ。 蛙みたいに舗道にひっついた地球人の寂しそうな死体 の隣にことごとく宇宙人のもげた首が笑っていた。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 笑いの遠景 663 名前:笑いの遠景 :1[] 投稿日:02/12/06 06 12 ID CxWjUwof それは 照らしながら 隠してしまう 波打つ ひとときは砕け 消えてゆく 影たち 本当だったこと ことごとく 苦みながら 去る 気を失うみたいに ぼくは この日の この場所で 笑っている 耐えようのない 自動機械 経済の 社会の おそろしい 変節 そこにある そういう影 すべて 砕くための ぼくに残された ただひとつの 方法 絶え間なく 失うための 笑うこと 欺きながら 苦々しく 笑うこと 警察によれば 今日も何人かが殺され 何人かが殺し 何人かがみずから死んだ いつもある風景 海は鳴り 山は育ち 建築され 解体され つまずきながら 地球はまわり 温度は あたたかい場所から つめたい場所へ 声は 届いたり 届かなかったり 笑いは しかし どこにでも 転がっている テレビでは コメディアンが 笑っている 誰も笑わせずに 何も照らさずに 恥ずかしさのかけらも見せず 何も隠さずに 違うチャンネルでは 象徴天皇も 笑っている あの微笑 何を照らし 何を隠そうというのか しかし ちゃんと照らして ちゃんと見事に 隠している 664 名前:笑いの遠景 :2[] 投稿日:02/12/06 06 12 ID CxWjUwof 何も知らない 子供の笑いは いつも空疎だ 空疎であること それは奇跡だが 遠く 色ないものだ 多くを知った 大人の笑いは すべてが苦い 秘めていて時々 晴れあがるように のぼる笑い ぼくはその 苦さの煌めきを 知っている きみの やさしげな笑いも ぼくは知っている ぼくの いつもの失敗 直情的な 恥ずかしいなりゆきを たった一瞬で こともなげに 砕く その手慣れたわざ そのたびに ぼくは静かに驚き その心のまま 笑いかえし 手をつないで 遠くの街を眺める 今日も散々殺しあった 夕暮れの街は いっせいに ありきたりに 輝く それも 奇跡だ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 唇フェティシスト 666 名前:唇フェティシスト[] 投稿日:02/12/07 11 48 ID Ux1tw+ri 僕は唇フェティシストだ ぶるるーんと踊る まるめた輪ゴム おしゃべりな彼女の唇みたい 耳を近付けると きゅっきゅっ 上下唇の擦れる音がする ほうっておいたら キスの形で止まった 僕は唇フェティシストだ ぐにょーんと伸ばす 唇が笑う 皺が全部平らになって つるつるツヤツヤの薄唇 口紅を塗ってあげよう でもなんかいやだ なんか魅力ない 笑った唇にはキスできない 僕は唇フェティシストだと思っていたが 実は舌フェティシストだったと気づいた かぱっと まるく大きな口を開かせると 輪ゴムが作った空間の向こうに ヒラメのような蠢きが見え やはり女性はたまには 口を大きく開けて笑うべきだ僕のために 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 別れる準備をします! 677 名前:別れる準備をします! (1/2)[ ] 投稿日:02/12/08 09 47 ID JwqlIiiG 別れる準備をします! 世紀の大噴火 冷淡に投げつけたマグマのメール 飛び乗る 深夜の高速 渇望していた160キロ ふりきる想いの極み ひれ伏した分だけ 力のかぎり踏み込む 激情のアクセル 〈あんな言い方ないんじゃない?〉 〈どうして、いつもあれほど冷たいの?〉 くやし涙と 堪忍袋の尾 切れ端とともに ハラハラと降りそそぐ 光を分けてぶっ飛ばす スレスレに追い抜いてみる大型トラック 呆れかえり 見送る 車たち なんという苦痛の快感… 678 名前:別れる準備をします! (2/2)[ ] 投稿日:02/12/08 09 49 ID JwqlIiiG 〈こんなにも可愛いくてやさしい女は どこを探しても いないのに!〉 〈わからず屋!〉 神にひたすら祈りつづける 一人事故の幸運を 返上の覚悟 やっと手にしたゴールド免許 〈もう、あいつだけが男じゃない!〉 〈絶対何があっても引き返さない!〉 大音響のハートブレイク 風をきるヘッドライトの先 目いっぱい光り輝く 恋慕の葬送曲 別れの決心 きつく固むすびされて 彼からのお返事 “準備”って なんだよぉ? なんで別れるのに “準備”がいるんだぁ?(笑) ばれちゃったぁ その気がないのが… 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 家路に笑顔と笑い声 682 名前:家路に笑顔と笑い声[] 投稿日:02/12/08 17 46 ID 0tgK6Nx5 突き刺さりそうな風に耐えながら あんたと一緒の帰り道 私の話すくだらない話題に いちいちげらげらうけてくれる そんな笑顔と笑い声がどうしようもなく痛々しい 見ているこちらが心苦しくなるような 無理やり絞り出した笑い声 そんなに一生懸命に 処世術と信じる行為を反復し続けるあんたに もうやめろなんて言えないから 真っ暗で冷たい私の家に着くまで 一緒に無理をし続けました そんなあんたに 同情と苛立ちと愛おしさを きっちりと同じ分だけ 感じました 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ あははははははは 689 名前:あははははははは[sage] 投稿日:02/12/08 21 24 ID PXfg916+ 空 であ ぶ雲 で は り か あ 眉 。 浮 る。 も より とほ そ つ ずっ ゅっ め い と 目 み た の その おくの 瞳には 陽が湛え られこそすれ 涙で翳る ことは無い 。 僕が 笑 い 笑 う らし 幸 う 笑う。 それ と長生き するん せ と 君 も を 690 名前: [sage] 投稿日:02/12/08 21 25 ID PXfg916+ ゚ て! 見 な に 笑っ て ぁ か良いことがあ ような気がするんだよ 試し に は ま あ あ る はは た は 笑 は は くはは 僕 は う。 は はは はは も は は は は う は はは は は は は は ひゃ はは あは は は は は は ははは は は はははは は はエック は は は は は ははは は は は 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 因果応報 693 名前:因果応報[] 投稿日:02/12/08 23 01 ID 0atoUg00 色黒でおとなしい男の子 授業でレインボウの意味を問われ インド人と胸を張って答えた 三年後 私がテストでエレファントを ラマと訳したのは 彼を笑った報いだろう 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった 694 名前:どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった 1[] 投稿日:02/12/08 23 44 ID VuBkXYUa リンリンリンリンリンリンリン~♪ モクモクとボク 馴れ親しんだ匂い漬かった 毛布 ゆるゆるのける モクモクとボク 寝グセ晒され鏡前 歯ブラシ ダルく左右前後動く モクモクの足 一本の線上歩くように 脇目は触れず リビングへ ボクの口 ため息もくもく ヨシッ くゆらせキッチンへ モクモクとボク ホッカホカホ~カご飯 もごもぐもご ごくん飲み込む モクモクとボク 外へ通じるドア辺り 寄り添い倒れそう触れちゃい 靴はく モクモクの尻 しかるべき帰結で 永久指定 パッセンジャーシートへ ボクの手 好きだから 男として ハンドルへ モクモクとボク 繋いだ手と 遅刻迫り廊下で滑り なごみ楽しむ モクモクとボク ノートに板書写し 耳入る小難しい公式 自然と集中力反れる “このとおり” モクモクとボク 為すこと行くとこ 黙々とふたり いっしょ日々だいたい 「・・なに書いてるの?」 しまったぁ!! わたアメ製カイジュウぅう~!? 挙動不審っ!? 察知シタぁア!? 宇宙規模さえなってしまうワぁア!? 緊急避難勧告ぅ!? 発令ぇえグわぁア!? 695 名前: 2[] 投稿日:02/12/08 23 46 ID VuBkXYUa それはジョークだが――― このエッセイ見つかれば 火炎吹かれること必至!! 怖すぎなんだよ!! (・・・マジこれ 極秘文書扱い化 進行中・・・) でもでも~♪ ま~し~ろ~ 銀世界 ひょいとひとまたぎしちゃってる 肌 あ~ま~い~ 舌殺し トロケてく 味覚マヒしょっちゅう ま~じ~め~ 最有力 アダ名これ由来 ホォントかなぁ~?? む~く~ち~ ペース 崩さず 私用ハクネツ中応答せず つ~よ~い~ 間食で ティラノサウルス つまむホド・・・ せ~い~ぎ~ 根はネ 温かく穏やか淑やかで 悪モノ許さない!! だからだから~♪ ボク ラブ モクモク!! モクモク ラブ ボク ・・・のはず!! ―――そして今夜 モクモクとボク 黙々ともくもくと湯けむり漏れ散らし 荒げるキシャポッポ レールの上で なるトカ~♪ ならないトカ~♪ 696 名前: 3[] 投稿日:02/12/08 23 48 ID VuBkXYUa シュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッポゥシュッ___ ・ ヽ . \ \ `ヽ ~\ 「うふ はなさない」 【追記】 予期してた彼女の闖入で 初めての共作エッセイ 愛のしるし 宝の意思 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/376.html
前へ ← 1 2 3 作品 ■▲▼ 恋の崖っ淵 待ってくださいよ~ ただ見ただけで 恋に落ちれる頃 あったかもしれないが…… もともと 彼女を決めるなんてムリがあった サムイってキャラは ホッとかれるばかりで 角はあっても ひっかかることこはない 待ってくださいようぅ ほらすぐ顔に出す 見ているほうは 読めるから 楽だけど なんとなく横にいるだけで オレは楽しかった 尖がったツノ あなどれないけど やぶ蚊がぷーーン 夜風がふぁ~ 花火がどーーン 待ってくださいよ~ ただ見かけただけでは とてもほれられる頃とは ちがいますよぉぉ まってくださいようぅ サムイってキャラって どういう意味ですかァ 彼女が横向くけど 角度はびみょうですよぉぉぉ 724 名前:恋の崖っ淵[] 投稿日:04/08/28 14 42 ID 4ScG8Ui8 【コメント】 733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22 15 ID KJxgXSnP 724 落ちれる頃、っていうのはいいかも。 740 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 13 ID 3nWpKxBu 724 《お題》おもしろい。 《作品》おもしろい。何がおもしろいのかはわからない。 750 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22 40 ID yKV+nk8I 724 恋の崖っ淵 言葉を省略しすぎで意味が分らない。 叙景を意図しない主観の表白と取ることも出来ない。 全体が間延びしてるため2連目と4連目の転調が決まらない。 753 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/30 00 47 ID 83CKc0r6 724「恋の崖っ淵」2点。めちゃくちゃだけど好みだったので。 671 名前:恋の崖ッ淵 [] 投稿日:04/09/04(土) 04 56 ID nrlozrCB 恋の崖っ淵を書きました。 イタチ小僧 さんありがとうございます。 うぁ~ 点数をもらえるというのはうれしいですね。 【得点】 2点 イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2:2点 ■▲▼ 逆境の角にて 彼は、職場の同僚だ。 彼は、よく彼の上司に怒られている。 人よりも、少し、物覚えが悪いということから ことばに嘲りを含んでいることも、ある。 職場の他の人から 少し馬鹿にされているような感じもする。 しかし 彼は、彼の妹と共に暮らすお金を稼ぐことに 必死だ。 彼は、人よりも長い時間を働いている。 彼は苦労をしている。 その事を彼は、他の誰よりも、知っている。 彼は、彼自身が頑張って生きていることを、 誰よりも知っている。 それで良いのだと思う。 苦労をすること、それ以外にできることなど、ない。 彼のような人こそ素晴らしい。 彼のような心に私もなりたい。 私は辛いことがあると、いつも、 彼のことを思い出すのだ。 725 名前:逆境の角にて[] 投稿日:04/08/28 16 09 ID 4AqCT8BV 【コメント】 733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22 15 ID KJxgXSnP 725 私もそれでいいと思います。詩としてはともかく。 740 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 13 ID 3nWpKxBu 725 《お題》角=辛い時 《作品》くどい。あと、俺は彼のような心になりたくない。 752 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 00 37 ID IvCT3DvX 725 逆境の角にて 言葉の重さと事柄の重さにアンバランスがないため好感が持てる。 叙述に破綻はない。リズムのつけ方も纏まっている。 語りが端正なので誠実な品がある。 しかしここまで直球だと僕みたいな人間は なんだか上手く騙されたのかと不安になる。 761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21 44 ID FLQ1FYtx 2点 725 :逆境の角にて :04/08/28 16 09 ID 4AqCT8BV 角というお題……の詩なんだろうなぁ。 【得点】 2点 ななほし:2点 ■▲▼ 回る社会と砂のツノ たけしくん たけしくんは砂あそびがが好きなのね それもたけしくんの立派な個性だと思うわ でもね 今はみんなでお遊戯する時間だから ちょっとこっちへ来てくれないかな ねぇたけしくん聞いているの? たけしくん たけしくん しょうがない子ねぇ でもそれもたけしくんの立派な個性よね ところでたけしくん それは何を作っているの? 角を作っているんです これであいつらを刺し殺してやるんだ まあ! でも それもたけしくんの立派な個(以下略 727 名前:回る社会と砂のツノ[] 投稿日:04/08/28 20 09 ID 2hMXQRMi 【コメント】 733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22 15 ID KJxgXSnP 727 ひねりほしいかなあ。私もあんまりひねりないけど。 740 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 13 ID 3nWpKxBu 727 《お題》たけしくんの顔が見えた。 《作品》詩というよりはコント。(以下略)はよかった。 752 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 00 37 ID IvCT3DvX 727 回る社会と砂のツノ 個性の尊重という言葉に対する風刺より、 個という言葉に逃げ込む閉鎖的な心のありようを感じた。 個人的な、とか主観的な、とか言う言葉が本来の意味を奪われ 逃げ口上として使われるのをよく見かけるが、 この保母にも接触を拒むそのような心のあり方をしている。 どこまでが意図としてあったのかは分らないが、そう感じた。 ■▲▼ 記憶のかけら 真っ赤に染まる街の匂い 深夜の静寂の匂い 早朝の舗道の匂い 突然甦る記憶がある いつもは忘れていて 頭の片隅に追いやられ 思い出そうともしない記憶 でも突然甦るのだ その記憶は何気ない平穏な過去 取り立てて楽しくもなく苦々しくもない 当たり障りのない過去の記憶 でもなぜだろう ふとしたきっかけで甦った記憶に 1秒前の自分が別人に思える そんな不思議な感覚にとらわれるんだ そして優しく癒してくれる まるで包み込むように 今日も しとしとと降る雨の匂いで甦った 優しい記憶に包まれている僕は 窓辺でずっとやまない雨を見ている 729 名前:「記憶のかけら」[sage] 投稿日:04/08/28 21 45 ID E8+QfN7f 【コメント】 733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22 15 ID KJxgXSnP 729 不思議な感じの描写を、もっともっと! 740 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 13 ID 3nWpKxBu 729 《お題》なし。強いていえば記憶の片隅。 《作品》わかりやすい。しつこい。わかりきっている。流し読み向き。 752 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 00 37 ID IvCT3DvX 729 「記憶のかけら」 力点の置き方がずれていないだろうか。 四連目の感覚が支配する世界こそが詩なのだが この作品は他の連にその匂いが至ってない。 761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21 44 ID FLQ1FYtx 1点 729 :「記憶のかけら」 :04/08/28 21 45 ID E8+QfN7f 角という字がない、……使っているからといってお題を消化してるともいえないが。 【得点】 4点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:3点 ななほし:1点 ■▲▼ 一つの部屋、一つの社会、一つの世界 中心に立って注目浴びて 華やかに 光差す方へ 角から見てた 三角コーナー もたれ易いだけが利点 憧れが形を持つのは それを成す意思と行動 いつからか 少しずつ中心に寄って そうなれるように 自分を変えていった 立ってみると意外と疲れた 華やかに 光差す場所 皆が笑ってくれた 僕を必要としてくれた 願った通りだった 角から見てる彼が 僕に憧れてくれるかなあ そんなこと 考える余裕はあまり無く 皆が思う僕を作り 維持するのに精一杯 中心は居心地が良いのか 悪いのか 判らなくなった 楽しいと思うし 気も使う 僕は根アカじゃないんだ そう気づいた 遅すぎるけれど 残念ながら根は変わらない だからって塞ぐ必要ないし 角で世界を作るのも嫌だ 中心にいたい けれど 僕には角が心地よかった気がした どうしようか これから 角って結局囲い込まれた世界の中にしかないんだよね 中心から遠くても 割に近くても 同じ一つの部屋の中 自分が開いていれば 繋がる距離 角にいても もたれ易いし疲れないし その気になれば中心にも行ける 角も中心も知っているから僕には抵抗無く其れが出来る なんだ そうだったんだ 指定席は角でも たまに中心に行ってもいいんじゃん 勿論行けるならって事でも 繋がった世界の中だし 面倒くさけりゃ声だけかけるよ 大きな声出せば届く なんであんなに中心だけが輝いて見えたんだろう そりゃ俺が角しか知らなかったからか 馬鹿馬鹿しい 【チャンプ獲得者強制審査制度】 731 名前:「一つの部屋、一つの社会、一つの世界」[sage] 投稿日:04/08/28 22 08 ID hnpClPxy 732 名前:続き[sage] 投稿日:04/08/28 22 09 ID hnpClPxy 【コメント】 742 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 31 ID 3nWpKxBu 731-732 《お題》華やかな中心と地味な角。 >角って結局囲い込まれた世界の中にしかないんだよね ↑なるほどね。納得はしないけどひっかかるフレーズだった。 《作品》最初は芸能界の詩かと思った。 自分の経験を絶対視してるっぽいのが青臭い。 抽象的な表現で意味に広がりをもたせようとしているが、 具体的な寓話にしたほうが作者と作品に距離が生まれて 青臭さを軽減できたかも。 747 名前:わに ◆Wani6uvhK. [age] 投稿日:04/08/29 20 17 ID vXLaPzmF 731-732 :「一つの部屋、一つの社会、一つの世界」 角から見た中心と、中心から見た世界。僕の感情の移り変わりが なんだかいいですね。共感できます。「1点」どうぞ。 757 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/31 14 52 ID +uqkxwpK 731-732 「記憶のかけら」 説明的に過ぎる上に叙述がくだくだしくて疲れる。 まず散文ですっきり書くことから始めたほうがいい。 リズムも音韻の整調も崩れてる。 761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21 44 ID FLQ1FYtx 2点 731 :「一つの部屋、一つの社会、一つの世界」 : よく考えている……詩かなぁ? 【得点】 3点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ななほし:2点 ■▲▼ It’s show time 誰もが俺のトリコ 乱反射する眼鏡の奥の ニヒルな笑いに気づいたかい? 君はもう 寡黙な相棒が吹く 気の抜けたラッパ音を 聞いたかい? むふふふふっ さぁ 今日も 世間のご婦人方が哀願する 俺のショウタイムの 始まりさ 「私は角淳一です。あなたはどなたでしょうか?」 ちゃららんちゃんちゃんちゃん ちゃちゃらららりららん ぷいーぷいーっ 734 名前:It’s show time[] 投稿日:04/08/28 22 25 ID YbOfZynT 【コメント】 736 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 23 25 ID KJxgXSnP 734 誰だっけ?と思って検索したら納得しましたです。 だぶん関西限定なんだろうなあ。 742 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 31 ID 3nWpKxBu 734 《お題》角淳一? 《作品》知らん。 でもなんだかどんなキャラかわかるような気はした。 752 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 00 37 ID IvCT3DvX 734 It’s show time 昔、自分の冠番組のタイトルを連呼する狂気と虚無の権力者横山ノック を主人公にした短い散文を書いた事があるがそれを思い出した。 この作品は余白の生む不気味な淡白さをもっと生かした方が良い。 ■▲▼ トリケラトプス 天を睨んだ。 降ってくるウルトラマンに痛みを教える気だ。 737 名前:トリケラトプス[] 投稿日:04/08/28 23 51 ID U/uoI5jV 【コメント】 739 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/29 00 09 ID 6b41Sh5l 737 わあ豪気だなあ。平気で降ってくるし。 742 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00 31 ID 3nWpKxBu 737 《お題》ただのツノ。 《作品》ひどすぎ。。。 754 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 01 15 ID IvCT3DvX 737 トリケラトプス 面白いが物足りない。 ウルトラマン、トリケラトプスという言葉の配し方は良い。 前へ ← 1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/179.html
1 2 3 4 → 次へ お題 夜 開催期間 2004/09/01~2004/09/11 参加作品数 36 審査員 6人 本スレ 12の4-123 議論スレ 8の702-730 【チャンプ】 夜明けに(MUJINA):6点 星座(ウノ):6点 【準チャンプ】 蝕(快楽童子):5点 夜の出番(脚立):5点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 5 湖を渡る風 - 1 6 無題 - - 7 なくしたもの 心霊写真 4 8 それでも月は - 1 9 meet a heroic end - - 10 花火 てるあき - 11 夜に寄す cレール - 12-13 夜明けに MUJINA 6 16-17 詩人の夜 - 1 18 夜 - 2 20-21 夜王伝説~序章~ ねむい 1 22 夜の蝉 - 1 23 無題 - - 24 臨月の夜に思う 北 4 26 違う場所へ還る - 2 30 Before Nightmare - 1 31 どうでもいい夜 - 1 34 月食 Canopus 3 35 狂月 2004年 わに 3 36 カエルとダンス 豆腐 3 37 無題 - - 42 Image - 3 43 Nightmare - 1 44 始発バス - 1 45-48 蝕 快楽童子 5 49-51 夜の出番 脚立 5 53 夜はいらないなんてもういわない - 4 55 夜釣り - 2 60-61 詩人霊園メルヘン - 1 64 夜の絵 Alnite 2 66-69 星座 ウノ 6 73-74 稲荷参り リーフレイン 3 76 泳ぐ/弱い 山田 2 77 灯り 皮膚ヘタレ 3 78-79 イブニングニュース - 2 82-83 手に取るように - - 【審査員】 Canopus ◆DYj1h.j3e. ななほし ◆lYiSp4aok. Alnite ◆m3UVuKrnck わに ◆Wani6uvhK. MUJINA ◆iXws.WGCLY むこうの317 ◆317..n/Ke6 【採点レス】 91 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/09/10(金) 01 02 ID cPRHn7Ay 2点 53 『夜はいらないなんてもういわない』 1点 7 『なくしたもの』 24 『臨月の夜に思う』 36 『カエルとダンス』 49-51 『夜の出番』 66-69 『星座』 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 3点 73 :稲荷参り 1/2 :04/09/08 11 09 ID cBhcbXSd 3点 66 :星座 :04/09/08 01 37 ID rAS7kieO 2点 12 :夜明けに その1 :04/09/02 23 27 ID OkBIPHUs 2点 49 :夜の出番 1/3 :04/09/07 03 52 ID DrGlVaR7 1点 7 :なくしたもの :04/09/02 02 04 ID 3xNWqzeL 1点 8 :それでも月は :04/09/02 02 29 ID e19o3nkI 1点 55 :夜釣り :04/09/07 10 55 ID pfz+KTXv 1点 45 :蝕 1/4 :04/09/07 02 05 ID nr8xmdHn 1点 36 :カエルとダンス :04/09/06 00 13 ID oIvVoo9F 1点 78 :イブニングニュース 1 :04/09/08 22 06 ID alwKgQp9 96 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 19 51 16 ID k4EUvZYV 三点は該当作品なしです。 12-13 『夜明けに』 以上一作品、二点です。 一点・・・ 7 なくしたもの 18 夜 続きます。 97 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 07 06 ID k4EUvZYV 30 Before Nightmare 31 どうでもいい夜 42 Image 49 夜の出番 66-69 星座 76 泳ぐ/弱い 77 灯り 続きます。 99 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 11 26 ID k4EUvZYV 78-79 イブニングニュース 以上十作品、一点です。 100 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 26 11 ID JWg0AAGF 7 なくしたもの 1点 16 詩人の夜 1点 24 臨月の夜に思う 1点 26 違う場所へ帰る 2点 42 Image 2点 43 Nightmare 1点 64 夜の絵 1点 76 泳ぐ/弱い 1点 102 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/10(金) 23 43 04 ID 24IhEbG6 【3点】 >45-48 蝕 >34 月食 【2点】 >53 夜はいらないなんてもういわない 【1点】 >20-21 夜王伝説―序章― >22 夜の蝉 >24 臨月の夜に思う >36 カエルとダンス >49-51 夜の出番 >55 夜釣り >60-61 詩人霊園メルヘン >66-68 星座 107 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/09/11(土) 18 59 25 ID E+dKAL66 【3点】 35 狂月 2004年 【2点】 12-13 夜明けに 77 灯り 【1点】 5 湖を渡る風 18 夜 24 臨月の夜に思う 44 始発バス 45-48 蝕 64 夜の絵 作品 ■▲▼ 湖を渡る風 悲しみを 湛えた水面 月明かり 深く差し込む あなたは風になり 湖の私を どうか優しく 抱きしめて あなたが 水面を揺らす 気が付けば 熱を感じて 波はうねりになり 穏やかな月夜を 夏の嵐に 変えていく 風と波 ひとつに溶け合い 少しずつ 高まっていく 思いは溢れ出し 岸辺の砂を 濡らしてしまう 恥じらいながら あなたは風になり 湖の私を どうか優しく 抱きしめて 5 名前:前スレよりコピペ [ ] 投稿日:04/09/02(木) 00 03 ID Pl/xS5rQ 【コメント】 38 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/06(月) 10 33 ID 68quVNFH 5 あんまり勃たない。 89 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 5 湖を渡る風 性愛を風と湖に託して描いたもの。 モチーフは既視感を免れない。 心理と風景の同化の深度、その距離の変化も中途半端。 【得点】 1点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:1点 ■▲▼ あなたの瞳を見つめると 吸い込まれていく 時間が止まった一時 唇が近づいてきた 6 名前:名前いらない [] 投稿日:04/09/02(木) 00 09 ID rEdoaqP3 【コメント】 38 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/06(月) 10 33 ID 68quVNFH 6 落書きするならもっとおもしろく! 89 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 6 名前いらない 詩人の感じたであろう神秘性みたいなものを推し量る事はできる。 でもそれが言葉となって表現できていないと意味がない。 この作品は表現に工夫が足りないため、描写そのままに留まっている。 ■▲▼ なくしたもの 月が無い 細い道 早足で抜ける 痛かった 両肩に擦り傷が出来ていた いつも通る道なのに 自分の幅がわからなくなったみたい うつろな街灯さん こんばんは ちょっと失礼します あなたと壁との隙間 体をすっぽりとはめる 私はこれくらい これくらいの私 ほどけた靴紐 結ぶ為しゃがんで 転ぶ ついた手にメリコム粗い砂 はらって触る手のひら つぶつぶ 顎にグッと力をいれる 指先で触る つぶつぶ アハハ あなたの光、睫毛にふりつもり とても目にしみるもんだから 少し 泣きますよ 7 名前:なくしたもの [sage] 投稿日:04/09/02(木) 02 04 ID 3xNWqzeL 【コメント】 38 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/06(月) 10 33 ID 68quVNFH 7 よくあるノートの落書きかと思ったら意外とうまい。 「あなた」の意味が外灯から後二回のうちにえらく親身なようでよそよそしいものに変質していく。 変質者もいない道ってさみしいね。 しかし全体的には書き込みの省略が多くスカスカの骸骨詩。 情報量がこれだけ少ないなら短歌でいいじゃないか。 88 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/09(木) 07 42 ID ZjpQtIrp 7 なくしたもの 自虐的、というんだろうか。自信のなさ、失恋(?)の痛みがよく書けている。 靴紐を結ぶために転んで、手のひらに粗い砂粒のへこみができてしまった。よくある ことだよね。そんな瑣末な、取り立ててどうということのない描写でさりげなく失恋 の痛みを表現している。これは実体験だろうか。もし、そうでないのなら、作者は 驚くべき人間観察と優れた内省力を持つビビットな感性の持ち主ということができるだろう。 最後に苦言を少々。なくした対象に対する言及がされていない以上、タイトルのつけかた に異議あり。 89 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 7 なくしたもの 5連目。大切なものを喪失するとは自分の形が崩壊すること。 崩壊を一歩手前で支える女の抵抗。 崩壊と維持の均衡の結果、女の自我は外面的には静止する。 流れる涙は背後でせめぎ合う力の激しさの分だけ美しい。 詩行は空白に抵抗する。それは喪失に抵抗する女のことだ。 が、やや崩壊が優勢ではないだろうか。 女の自我が空白に呑まれつつあるように見える。 アハハという悲鳴が今一決まらない理由でもある。 91 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/09/10(金) 01 02 ID cPRHn7Ay 1点 7 『なくしたもの』 雰囲気でてるね。ちょっと安易なことば選びはある けど(うつろな街灯とか)、最終部の夜の光の描写がよかったね。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 1点 7 :なくしたもの :04/09/02 02 04 ID 3xNWqzeL なくしたもの、気が付かないんですね。でも、涙は夜なんですね。 96 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 19 51 16 ID k4EUvZYV 7 なくしたもの 『自分の幅』がなにを示唆するのか、そこの余韻が素敵です。 でも、これだけのシリアスな展開に 『アハハ』ではちょっと・・・な気もします。 主人公の切ない気持ちがちゃんと伝わってきましたよ。 100 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 26 11 ID JWg0AAGF 7 なくしたもの 1点 夜という言葉を使わずに夜ってカンジ 少し泣きますよ ってラストが夜の寂しさを出しているような気がする 721 名前:心霊写真 [sage] 投稿日:04/09/12(日) 22 42 50 ID /+/zxHS9 失礼しまーす。「なくしたもの」を書きました。 評をくれた方、点をくれた方、ありがとうございました。 今回は投稿も評も多くてより楽しかったのです。 作者さんのあとがきも面白いです。 私は評を読んで自分のを読み直して、 アハハは不要?空白多すぎ?とか思いました。スカスカ。 評価人さん、まとめられた方、かかわった方々、おつかれさまです。 チャンプ、準チャンプの方々、おめ!です☆ 【得点】 4点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ■▲▼ それでも月は 静かな夜です 太陽の光を反射して 月は煌きます 愛を求める少女の叫びは 未だ誰にも聞こえない ただ、夜の闇に吸い込まれて 遥か彼方へ それでも月は 月の光は冷たく少女を照らす しかし、どこか優しい 8 名前:それでも月は [] 投稿日:04/09/02(木) 02 29 ID e19o3nkI 【コメント】 28 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 27 ID jx7S3+vx 8 1連目、科学的に当たり前なことをぽえみぃ☆に書かれてもなぁ。 どうせならありえないくらいメルヘンチックに攻めてほしかった。顎の下が痒くなるくらい。 52 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/09/07(火) 04 23 ID OjmvifUd 8 :それでも月は :04/09/02 02 29 ID e19o3nkI いいねぇ……白いふっくらした少女のほほや、肩から腕……胸なんか浮かんでくる。 この長さ、普遍的な少女像を写す鏡みたいだ。……女性が読んだらどうなるのかなぁ? 54 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/09/07(火) 10 24 ID xCjBNDry 52 …どこが!? 自演か? あなたと作者の感性にケチを付ける気はまったくないが、自分がとんでもなく不粋なこといってるのもわかってるが、 それでもツッコミをおさえることができないこのかなしさ… 56 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/09/07(火) 13 49 ID M/bLZG7t 54 同意しとくわ たくさんあるなかで、あの詩だけを 選ぶのも、なんだかねw 59 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/09/07(火) 16 55 ID M/bLZG7t 57 違うよ 89 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 8 それでも月は それでも照らす しかしどこか優しい ということは月の光は本来彼女にとって好ましくないものという事になる。 愛を知らない女を照らすのは残酷だということだろうか。 この作品からは分らないし、モチーフもその使い方も陳腐の域をでない。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 1点 8 :それでも月は :04/09/02 02 29 ID e19o3nkI 叙情というのかなぁ……月を見て女性を思ったのか? 思う女性が月に映るのか? 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ meet a heroic end 真っ暗な夜にやって来た 真っ黒な空が歪んでた 真っ黒な花が枯れていた 真っ暗な夜にやって来た 真っ黒な公園で 真っ黒の椅子に座った 真っ黒なあなたが笑ってた 真っ暗な夜の中 何も残らないこの場所で あなたと夜が歪んでた 何も残らない私に あなたと夜が泣いていた 真っ暗な二人が歪んでた 9 名前:【meet a heroic end】 [] 投稿日:04/09/02(木) 03 20 ID +9qc68P4 【コメント】 28 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 27 ID jx7S3+vx 9 真っ黒な空なら歪んでてもわかんねぇだろ、とか 真っ暗な夜なのに花とかあなたとか見えねぇだろ、とか 突っ込むよりは逆説的でおもしろいかもしれない。 つまりは心象風景を描いているんだね、歪んでいるのは泣いているから? とか思いながら読み直してみたけど、かっこつけが鼻につくのは俺がダサいから? 90 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 9 【meet a heroic end】 涙と言う主観に溶けてゆく風景。 5と同じ構図だが、 最終行で涙は女の目から世界の目へ移る。2連目の転調が その準備を整えている。使われている言葉はありふれた詩語。 構造がありふれた言葉を蘇らせているわけだが、 もう少し仕掛けがないと、物足りない。 とはいえ、詩人の思いの形は理解できる。 あとリフレインが読む分にはしつこく、目で眺めた方が楽しかった。 夜空花夜・・・ ■▲▼ 花火 真っ黒いキャンバスに 絵の具をぶちまけたかのような ネオンのような花びらを持つ 暗闇に輝く花は 桜よりも早く散ってしまう 激しい色は、まるで都会の ネオン看板を思わせながら 花は目立とうとして大きな音を出して 音が届く頃には形はもう崩れていた 火薬という名の種に 火と言う名の水を撒き 種は花に育って散った 10 名前:花火 [] 投稿日:04/09/02(木) 16 48 ID T/dJmT4K 【コメント】 27 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 17 ID jx7S3+vx 10 誰でも書けそうだ。きっと誰もがこういうイメージで花火を見ているから。 独創的とかいっても難しいけど、どうせならめちゃめちゃにデフォルメするとか、 今度からみんなが花火を見るときの気持ちさえ変わるような花火を描いてほしかった。 あと、夜はただの背景として無視されている。 90 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/09(木) 19 17 ID b7YvkMhz 10 直喩の繰り返しだが、雑。 2連目だけ「まるで」をいれたりネオン(看板)のようなを繰り返したり、 直喩の繰り返しなのにその形が一定せず、リズムも乱れるし読みにくい。 ネオン、火薬、絵の具との比較により、花火が作り物の花だというのは分るが、 意図として、それだけで良かったのだろうか? 713 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [] 投稿日:04/09/12(日) 15 34 27 ID /7XEkyRx 今回花火を書きました 思いっきり滑りました 失敗作がまた一つ増えてしまいました ■▲▼ 夜に寄す おやすみ でも夜は生きている 服を脱いでも 表に駆けても ほら 顔の周りに 乳房の下に まつわりついてくる 光よ参れ! 闇など要らぬ! 朝の光に 外の世界に 学校に 仕事場に みんなの みんなの 集まる所に 息せき切って さあ!駆け出すんだ! 楽しい! 忙しい! 生きてる って こういうこと ? 心が 体が 世界が 時間が どんどん どんどん 忙しすぎて 回るよ 回るよ 回るよ うひ、 うひ、 hiyaーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーheheheh! 気が付けば 光の溢れる頂上に 白い闇に倒れてた おやすみ 夜は わたしを守る 11 名前:夜に寄す [sage] 投稿日:04/09/02(木) 22 11 ID s6Xeylwx 【コメント】 27 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 17 ID jx7S3+vx 11 好み。特に冒頭二行が秀逸。 すんげーね。バカ笑いまでのテンションの高ぶり。 惜しむらくは中だるみするのと、ラストの「夜は私を守る」、 「夜があるから私はバランスを保てている」ってテーマなのなら興ざめ。 夜から逃げる人々の狂躁っぷりだけでよかったような、俺の好みからすれば。 71 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 10 03 ID bJYsorZi 11 夜に寄す 第1連は確かにおもしろく書かれている。でも、やっぱりこの詩は夜ではなく、昼 の世界をメインに書かれているようなので、その点が減点かな。光の中で駆け回る 青春真っ最中という感覚は素直に好感が持てる。白い闇というアイディアがおもしろいが、 やや発想倒れに終わってしまっているところが残念。これをもっと発展させて、 夜の闇との対比について言及すると、この詩はもっとふくらみがでてくるように思う。 109 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 46 51 ID s6NTt1gC 11 夜に寄す エネルギーの偏りが儀式性を帯びる。しかし 「夜は わたしを守る」のせいでせっかくのトリップも 印象が弱くなってしまう。狂い方が面白い分そこが残念。 夜の安寧との両立をもうすこし工夫して欲しかった。 709 名前:cレール ◆n/ANJuS0Pg [sage] 投稿日:04/09/12(日) 12 19 05 ID IDfF7Fmx すごい数で読みきれませんでした・・・こういう所の審査なんて絶対ムリー・・・・。 MUJINAさんチャンプおめでとうございました。 量感が十分で贅沢な作品ですね。 えーとわたしは「夜に寄す」を投稿したんですが、 これはへへへ・・・厨房の時の作品をほぼ再現したものです、ハイ。 スミマセン最近こんなことばかりして。 もともと詩というより絵付きの何て言うんですか、 同人誌みたいなものだったんですが、エキセントリック至上主義の 思春期当時の自分がとてつもなく恥ずかしい一品です。 評を下さった皆様何だかスミマセン、本当にありがとうございました。 ■▲▼ 夜明けに 時間の潮が満ちてくる それに合わせ 潮騒のように 遠くから鳥の声がやってくる 夜が明ける さあ 世界が始まる 今日どこかの街で人が死ぬ ある者は長患いで苦しんだ末 病院のベッドの上で またある者は交通事故で突然に 空が白々と明るさを増してきた 夜が明ける さあ 人の世の営みが始まる 式場でウエディングベルが鳴り響き 祝福のシャンパンが乾杯のグラスに注がれる どこかの街で嬰児が高らかな産声をあげる 両親互いに手を取り合って喜ぶ姿もあれば これから先 自分ひとりでどうやって育てていけばよいのか 途方に暮れる母親もいる 潮が渚を引くように 鳥の声が彼方へ遠ざかる 夜が明ける さあ 覚悟はできているかというように 世界はやってくる 人の世の何百何千万の喜びと悲しみが始まる 今日あなたの親が夫が妻が子供が死ぬかもしれない わたし自身の想像もつかない災難が降りかかるかもしれない それを止めることはできない 避けることも難しい それでも容赦なく夜が明ける 夜がまだ明けきらぬうちに祈るのだ 人の世のは喜びの分だけ悲しみがある だから不幸などなくせない その代わり祈るのだ 世界の誰のところに気紛れな運命の使者が舞い降りても その人は現実を受け入れることができますように それがわたしであっても 苦難を乗り越えることができますようにと 12 名前:夜明けに その1 [] 投稿日:04/09/02(木) 23 27 ID OkBIPHUs 13 名前:夜明けに その2 [] 投稿日:04/09/02(木) 23 34 ID OkBIPHUs 【コメント】 27 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 17 ID jx7S3+vx 12-13 夜には誰も死んだりしないのかと突っ込みを入れたいが、それは置いといて、 なんていうか、綺麗だね。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 2点 12 :夜明けに その1 :04/09/02 23 27 ID OkBIPHUs こまった、持ち点が足りない。 96 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 19 51 16 ID k4EUvZYV 12-13 『夜明けに』 全体的に流れが良かったように思えます。 夜明けをこのように覚悟がいるものとして捉えさせる姿勢が 素晴らしいと思います。 さあ が少しだけ多いことや その2でいきなり『わたし』が出てきたり その辺整理するともっと良くなると思います。 本当は覚悟がいるんですよね。でもそれを忘れている私達がいるんです 109 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 46 51 ID s6NTt1gC 12 夜明けに それまでのある種の絢爛さが最終連でしぼんでしまう。 「人の世の」の繰り返しの使用が効果的でない所から、語彙の少なさを感じる。 並べられた風景がもっと精細に描かれて欲しい。 纏め方ももう少し広がりを感じさせる表現にして欲しい 123 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/12(日) 07 42 44 ID oL09dFpa 「夜明けに」を書きました。 投稿が先なので、お題を出します。 次回のお題は「~がない」です。 〆切は9/19(日)いっぱいです。では4649。 703 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/12(日) 08 15 03 ID oL09dFpa 「夜明けに」を書きました。投稿9回目にして、ようやっとチャンプの末席に入らせて もらうことができ、うれしくおもいます。点を入れていただいた、ななほしさん、Alniteさん、 むこうの317さん、ありがとうございました。点が入らない、とぼやいていただけに うれしさもひとしお、です。ただ…。今回、園川さんが採点に参加できなかったのが 残念です。もし審査していたら、結果は当然変わっていたでしょう。だから、チャンプは チャンプでも、暫定チャンプかな、などと思ってみたりしています。 今回の私の詩はイイタイコトがそのまんまで、ベタ。技巧も何もあったもんじゃなく、 ほかのひとの作品を寸評でストレートすぎるだ、なんだかんだボロクソに言っている くせに、と見えない石つぶてが飛んでくるようです。なぜ、私がこうしたスタイルを とっているかは、訳があるんですが、ここでは弁明はよしましょう。理由はこれから書く 詩の中で、ということで。 ともあれ、イタチ小僧さん、園川さん、手厳しい批評をありがとうございました。 投稿のみなさん、審査員のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。 【得点】 6点(チャンプ作品) ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 Alnite ◆m3UVuKrnck:2点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:2点 ■▲▼ 詩人の夜 砂の絨毯に寝転び 星々の海に身をゆだねる 金色に輝く衛星も 海に浮かぶ島の一つ 私は一人で口ずさむ 母が詠ったあの詩(うた)を あなたは感じることができますか? あの海の輝きを あなたは感じることができますか? あの島のやさしさを わたしは感じることができます 雨後の虹のように 嵐の前の雲の色のように わたしは感じることができます あの海の輝き あの島のやさしさ 誰しもが持つあの日々を あなたは感じることができますか? ・ ・ ・ 続きはもう覚えていない 母の顔も思い出せないが 砂の絨毯、星々の海、衛星の島は あの日と何も変わらない だから創り続けている 母が詠った詩の続きを あなたは覚えていますか? あなた自身の輝きを あなたは覚えていますか? あの母のやさしさを わたしは思い出すことができます 玩具の歯車が動き出すように 詩を詠いはじめるように わたしは思い出すことができます わたし自身の輝き あの母のやさしさ 誰しもが持つあの日々を あなたは覚えていますか? 16 名前:詩人の夜(1) [] 投稿日:04/09/03(金) 01 30 ID GF2TdJGR 17 名前:詩人の夜(2) [] 投稿日:04/09/03(金) 01 31 ID GF2TdJGR 【コメント】 27 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/09/04(土) 19 17 ID jx7S3+vx 16-17 綺麗だね。 71 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 10 03 ID bJYsorZi 16-17 詩人の夜 ここで言う母、とは神話的なグレートマザー、あるいは月並みに言うなら母なる地球の 鼓動、といったところなんだろう。第3連の「だから創り続けている/母が詠った詩の続きを」 に共感。本当に美しい詩、というのは地球の喉笛から発せられた自然の言葉であって、 詩の言葉はいかにそれに近づくか、というのは「古今集」仮名序の詩論なんだけれど、 この個人的に思い入れがあるテーゼと重なるような気がした。 100 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 26 11 ID JWg0AAGF 16 詩人の夜 1点 遠い昔の子守唄ですね。胎児のように丸まって眠りたい。安らかな夜。 すごくきれいな詩です 108 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 31 06 ID s6NTt1gC 32 詩人の夜 叙述の運び方が上手いし、破綻もない。 喪失、記憶と今をつなぐ存在としての詩の営為が愛とともに誠実に語らる。 何も言うことはない。 【得点】 1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ